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インビザライン抜歯が必要なケースは?抜かない方法と限界も【2026年最新】

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梶 敬太

監修2026年8月 監修

梶 敬太

歯科医師/矯正アドバイザー

医療法人社団 新心会

2011年愛知学院大学歯学部卒業、2012年愛知学院大学附属病院研修修了。2012年より愛知県内の矯正専門歯科医院にて小児矯正・ワイヤー矯正・マウスピース矯正を主任矯正医として担当。2016年〜2025年 医療法人スワン会 矯正指導医。2023年より医療法人社団 新心会 矯正アドバイザー。Tweed Foundation Course 修了。

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監修範囲:本記事のうち医学的な記述について監修を受けています。料金・掲載順位等の編集判断は当サイトによるものです。

冨田 和志

統括監修

冨田 和志

歯科医師/医療法人社団 新心会 理事長

明海大学歯学部卒業。明海大学病院、優歯科クリニック勤務、北上尾歯科の副院長を経て、2015年に新心会グループ最初のクリニックを開院。

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PR本記事にはプロモーションを含みます。掲載しているクリニックへのリンクの一部は広告リンクですが、掲載順・内容は編集部が独自に判断しています。

「マウスピース矯正なら歯を抜かずに治せる」——そう聞いてインビザラインを検討し始めたのに、カウンセリングを前にふと不安になる方は少なくありません。本当に抜歯は必要ないのか、もし抜歯と言われたらどうすればよいのか、判断材料がないまま予約日だけが近づいてくる状況は落ち着かないものです。

結論からお伝えすると、抜歯が必要かどうかを決めるのは「インビザラインかワイヤーか」という装置の種類ではありません。歯を並べるスペースがどれだけ足りないか、その程度で決まります。

この記事では、抜歯の要否を左右する本質的な基準をまず押さえます。そのうえで、抜かずに済ませる3つの方法とそれぞれの限界、無理な非抜歯が招くリスク、そして「抜歯が必要」と言われたときのセカンドオピニオンの考え方まで解説します。

自分の歯並びがどちらに該当しそうか、見当をつけながら読み進めてみてください。抜歯あり・なしの費用や治療期間の違い、抜歯対応から選ぶブランドの比較も用意しました。

記事の要約
項目おすすめスマイルモア矯正Zenyumウィ・スマイル矯正
画像スマイルモア矯正Zenyumウィ・スマイル矯正
総額(最安)187,000円(税込)〜300,000円(税込)〜231,000円(税込)〜
精密検査料ー22,000円(税込)〜ー
初診・相談料無料無料無料
特徴
  • 初回カウンセリングが0円で、軽度なら総額18.7万円(税込)から始められる
  • 最短3ヶ月で治療が終わるプランがある
  • 主に前歯6本が対象のため、奥歯を含む全体矯正には向かない
  • ゼニュムクリア30万円(税込)から、症例に応じてプラス・プラス+の3プラン
  • 提携院で精密検査を受け、専用アプリで装着状況と進捗を管理できる
  • 総額とは別に精密検査費2.2〜3.3万円をクリニックへ支払う
  • 初診料0円・調整料0円で、表示されたコース料金以外の追加費用が発生しにくい
  • 部分矯正から全体矯正まで回数コースで選べ、1回コース1,650円から試せる
  • 提携院ごとに担当する歯科医師が変わるため、通う医院は事前に確認したい
詳細詳細を見る詳細を見る詳細を見る
  • 抜歯の要否を決めるのは装置の種類ではなくスペース不足の程度
  • 非抜歯手段はIPR・側方拡大・遠心移動の3つ、いずれも限界あり
  • 無理な非抜歯は歯肉退縮・口元の突出・後戻りのリスク
  • 抜歯と言われたら検査データを持参しセカンドオピニオンを検討
目次

インビザラインでも抜歯は必要?要否を決めるのは「装置」ではなく「スペース不足」

インビザラインでも抜歯は必要?要否を決めるのは「装置」ではなく「スペース不足」

マウスピース矯正を選んだのに抜歯を勧められると、「話が違う」と感じてしまいますよね。しかし、抜歯の要否は使う装置とは別の次元で決まります。

インビザラインもワイヤー矯正も、歯を正しい位置に並べるという目的は同じです。並べるためのスペースが足りているかどうかが、抜歯を判断する土台になります。

抜歯の要否を決める判断フロー図。『歯を並べるスペースが足りているか?』を起点に、『スペース不足が小さい→非抜歯(IPR・側方拡大・遠心移動)』『スペース不足が大きい→抜歯を検討(小臼歯の抜歯)』へ分岐する。装置の種類(インビザライン/ワイヤー)は判断に関与しないことを示す

抜歯の要否はスペース不足の程度で決まる

歯をきれいに並べるには、歯が収まるだけの顎のスペースが必要です。このスペースが足りないと、歯を並べきれません。

足りないスペースの量が小さければ、歯を抜かずに別の方法で確保できます。一方、不足が大きい場合は、スペースを生み出すために抜歯が検討されます。

目安として、出っ歯や口ゴボ、重度の叢生(歯がガタガタに重なった状態)では不足量が大きくなりやすい傾向があります。叢生とは、顎に対して歯が並びきらず重なり合っている状態を指します。

つまり判断の起点は「どのくらいスペースが足りないか」という1点です。ここを診断で正確に測ることが、抜歯の要否を分けます。

インビザライン=抜歯なしではない理由

インビザライン公式サイト
提供形態メーカー(取扱医院で提供)
矯正費用(総額)取扱医院により異なる
料金の内訳全国一律価格なし(取扱医院により異なる)
通院・経過確認取扱歯科医院で検査・診断・定期診察
対応症例部分矯正から全顎・複雑症例まで(適応は医院の診断による)
実績世界2000万人以上が治療(公式サイト・2026-08-13確認)
  • 部分矯正から全顎・抜歯を伴う症例まで対応できる適応範囲の広さ
  • 世界2000万人以上が治療を受けた実績(公式サイト・2026-08-13確認)
  • 取扱歯科医院で検査・診断・定期診察を受けながら進められる

インビザラインは透明なマウスピースを段階的に交換して歯を動かす装置です。装置の仕組みが変わっても、歯を動かすのに必要なスペースの原理は変わりません。

スペース不足が大きい症例では、インビザラインでも抜歯を併用して治療計画を立てます。実際、抜歯を伴う症例にも対応できることがインビザラインの特徴の一つです。

「マウスピースだから抜かない」のではなく、「抜く必要がないスペース状態なら抜かない」というのが正確な理解です。広告の印象だけで非抜歯を期待すると、診断とのギャップに戸惑うことになります。

マウスピース矯正は自由診療(保険適用外)であり、費用や適応は症例や取扱医院により異なります。
出典: 公益社団法人 日本矯正歯科学会「矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは」まずは歯科医師の検査で自分のスペース状態を知ることが出発点でしょう。

抜歯が必要なケース・不要なケースを一覧で確認

自分の歯並びが抜歯に該当しそうかどうかは、症例の傾向である程度見当がつきます。ここでは必要になりやすいケースとそうでないケースを整理します。

ただし最終的な判断は、レントゲンや口腔内スキャンを使った精密検査が前提です。あくまで傾向として読み進めてください。

抜歯が必要になりやすい症例と不要なことが多い症例の対比インフォグラフィック。左側『抜歯が必要になりやすい』=出っ歯(上顎前突)・口ゴボ・重度の叢生(スペース不足が大きい)。右側『抜歯が不要なことが多い』=すきっ歯・軽度のガタつき・前歯の部分矯正(スペース不足が小さい)。歯並びのイラストを添える

抜歯が必要になりやすい症例(出っ歯・口ゴボ・重度の叢生)

前歯が前方に突出した出っ歯(上顎前突)や、口元全体が前に出た口ゴボは、後ろに引っ込めるスペースが必要です。このスペースを確保するために抜歯が検討されやすい症例といえます。

歯が大きく重なり合った重度の叢生も同様です。並べる場所が大きく不足しているため、非抜歯での対応が難しくなる傾向があります。

骨格的な要因が強い場合は、矯正だけでは対応しきれないこともあります。こうしたケースでは外科的な処置を含めた検討が必要になることもあります。
出典: 公益社団法人 日本矯正歯科学会「マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(ポジションステートメント 第二版)」

抜歯が不要なことが多い症例

すきっ歯のようにもともと隙間がある場合や、軽度のガタつきであれば、抜歯せずに整えられることが多くなります。スペース不足が小さいためです。

前歯だけを部分的に整えたいケースも、動かす量が少なく非抜歯で対応しやすい傾向があります。ただし見た目が軽度でも、検査で不足量が大きいと判明することもあるため油断は禁物です。

抜歯あり・なしの条件と治療期間を比較

抜歯の有無で、治療の進め方や期間は変わってきます。下の表で違いの傾向を確認してみましょう。

項目抜歯あり抜歯なし
主な対象出っ歯・口ゴボ・重度の叢生すきっ歯・軽度のガタつき・部分矯正
スペース不足大きい小さい
スペース確保の手段小臼歯などの抜歯IPR・側方拡大・遠心移動
治療期間の傾向長くなりやすい比較的短くなりやすい
不可逆性抜歯は元に戻せないIPRは削った歯は戻らない

抜歯はいずれの場合も元に戻せない処置です。治療計画と期間は症例や取扱医院によって異なるため、個別の診断で確認してください。

抜歯せずに済ませる3つの方法|仕組みと限界

抜歯を避けるために、スペースを生み出す方法が複数あります。代表的なのがIPR・側方拡大・奥歯の遠心移動の3つです。

それぞれ確保できるスペースには限界があります。無理に適用すると別のリスクを招くため、仕組みと限界をセットで理解しておきましょう。

抜歯せずにスペースを作る3つの方法の比較チャート。①IPR(歯の側面をごくわずか削る/限界:エナメル質の範囲・削った歯は戻らない)②側方拡大(歯列の幅を外側に広げる/限界:骨の範囲を超えると歯が傾く・歯茎に負担)③遠心移動(奥歯を後方へ動かす/限界:親知らずがあると困難・動かせる量に限度)。各手段のイラストと確保できるスペース量の目安を示す

IPR(歯の側面を少し削る)の適応と限界

IPRは、隣り合う歯の側面をごくわずかに削ってスペースを作る処置です。1か所あたりに生み出せる量は小さく、複数箇所に分けて行います。

削る量にはエナメル質の範囲という限界があります。確保できるスペースは全体でも限られるため、大きな不足には対応しきれません。

注意

IPRで削った歯は元には戻りません。

繰り返し行うほど削る総量が増えるため、適用範囲は慎重に判断されます。

歯列の側方拡大でスペースを作る方法

側方拡大は、歯列の幅を外側に広げてスペースを確保する方法です。歯が内側に倒れ込んでいる場合などに有効とされます。

ただし広げられる幅には限界があります。骨の範囲を超えて無理に広げようとすると、歯が外側に傾いたり歯茎に負担がかかったりします。

見かけ上スペースが増えても、歯が傾いただけの状態では安定しません。拡大の適否は骨格の状態に左右されます。

奥歯の遠心移動(後方移動)でスペースを作る方法

遠心移動は、奥歯を後方へ動かして前歯側にスペースを作る方法です。奥歯の後ろに動かす余地があるかどうかが前提になります。

親知らずが残っている場合、後方に動かす余地がなく適用が難しいことがあります。この場合は親知らずの抜歯が検討されることもあります。

動かせる量にも限界があり、大きなスペース不足を単独で解消するのは困難です。3つの手段を組み合わせても足りなければ、抜歯が選択肢になります。

無理な非抜歯で後悔しないために|気をつけたいこと

「抜きたくない」という気持ちは自然なものです。しかし本来抜歯が必要なケースを無理に非抜歯で進めると、別の後悔につながることがあります。

失敗談を事前に知っておくことは、冷静な判断の助けになります。起こりうるリスクを具体的に見ていきましょう。

無理な非抜歯が招く3つのリスクを示すイラスト。①歯茎が下がる(歯肉退縮・自然には戻りにくい)②口元が突出する(口ゴボが目立つ結果に)③後戻り・再矯正(無理に並べた歯は安定しにくい)。ビフォーアフターの比喩的なイラストで、見た目を整えるための矯正で悩みが増える本末転倒を視覚化する

歯茎が下がる・口元が突出するリスク

スペース不足を側方拡大で無理に補うと、歯が外側に傾いて歯茎が下がる(歯肉退縮)ことがあります。いちど下がった歯茎は自然には戻りにくいとされます。

また、前歯を無理に並べようとすると、口元が前方に突出してしまう場合があります。口ゴボを治したかったのに、かえって目立つという結果になりかねません。

注意

見た目を整えるための矯正で見た目の悩みが増えては本末転倒です。

だからこそスペース不足の大きい症例では、抜歯を含めた計画が検討されます。

治療途中で抜歯が必要と判明する場合(アライナー再作製の費用)

非抜歯で進めていた途中で、計画どおりに動かず抜歯が必要と判明することがあります。この場合、作成済みのマウスピースが使えなくなることがあります。

治療計画をやり直すと、追加のマウスピース作製費用が発生する可能性があります。費用や条件は取扱医院により異なるため、事前に確認しておくと安心です。

初回の診断精度が高いほど、こうした途中変更のリスクは下がります。検査と計画の丁寧さは、後からの追加費用を避ける意味でも重要でしょう。

後戻りや再矯正を避けるための考え方

無理に並べた歯並びは安定しにくく、後戻りが起こりやすくなります。矯正後に保定装置(リテーナー)で固定する期間も欠かせません。

抜歯の有無にかかわらず、矯正に痛みや後戻りのリスクが伴う点は理解しておきましょう。「無理をしない計画」こそ、再矯正を避ける近道になります。

抜歯が必要と言われたら|セカンドオピニオンの考え方

1つの医院で抜歯と言われても、すぐに決断する必要はありません。判断に納得できない場合、別の医院の意見を聞くセカンドオピニオンという選択肢があります。

ここでは、判断が妥当かを見極める視点と、実際の進め方、検査データの扱いまで整理します。

セカンドオピニオンの進め方フロー図。①最初の医院で抜歯と言われる→②検査データ(レントゲン画像・口腔内スキャン)を持ち出し可能か確認→③別の医院へ診断内容と自分の希望(できれば抜きたくない等)を持参→④非抜歯の可能性と限界について意見を聞く→⑤複数医院で同じ判断なら必要性は高い/異なる判断なら根拠を比べて選ぶ。準備するものを吹き出しで補足

抜歯の判断が妥当か見極める視点

抜歯を勧められたとき、「なぜ抜く必要があるのか」を具体的に説明してもらうことが第一歩です。スペース不足の量や症例の状態を根拠に示してくれるかが判断材料になります。

「抜歯を勧める医師は技術が低い」という見方もありますが、必ずしも正しくありません。無理な非抜歯を避けるために、あえて抜歯を選ぶ医学的判断もあるためです。

逆に、根拠の説明が曖昧なまま結論だけ告げられる場合は、別の意見を求める価値があります。判断の透明性が、信頼できる医院を見分けるポイントです。

セカンドオピニオンの進め方と準備するもの

セカンドオピニオンでは、現在の診断内容と検査データを持参すると話がスムーズです。レントゲン画像や口腔内スキャンのデータがあると、別の医院でも状態を把握しやすくなります。

相談の際は、最初の医院での診断結果と自分の希望(できれば抜きたくない等)を伝えましょう。そのうえで、非抜歯の可能性と限界について意見を聞きます。

複数の医院で同じ判断になれば、抜歯の必要性は高いと考えられます。異なる判断が出た場合は、それぞれの根拠を比べて納得できる方を選ぶとよいでしょう。

検査データの再利用と追加費用の実際

前の医院の検査データをそのまま使えるかは、医院によって対応が異なります。再検査が必要になると、追加の検査費用が発生することがあります。

セカンドオピニオンを申し込む前に、データの持ち出しが可能か、再検査の要否と費用を確認しておくと無駄がありません。精密検査料は自由診療のため医院ごとに異なります。
出典: 公益社団法人 日本矯正歯科学会「矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは」

ウィ・スマイル矯正

総額231,000円(税込)〜|3〜11ヶ月

公式サイトはこちら

抜歯対応から選ぶマウスピース矯正ブランド8選

項目スマイルモア矯正Zenyumウィ・スマイル矯正キレイライン矯正湘南美容歯科マウスピース矯正ローコストレオン矯正Oh my teeth
総額(税込)187,000円〜429,000円(税込)300,000円〜630,000円(税込)231,000円〜880,000円(税込)99,000円〜539,000円(税込)303,000円〜953,500円(税込)176,000円〜660,000円(税込)300,000円〜1,200,000円(税込)330,000円〜880,000円(税込)
精密検査料ー22,000円(税込)〜ーーークリニックにより異なるー無料
初診・相談料無料無料無料ーー無料〜(クリニックにより異なる)無料無料
リテーナー代ーーーーー22,000円(税込)〜ーー
治療期間最短3ヶ月(個人差あり)ゼニュムクリア 約4ヶ月/クリア・プラス 約7ヶ月/クリア・プラス+ 約10ヶ月3〜11ヶ月(平均動的期間・個人差あり)約2〜12ヶ月(症例による)クリアコレクトMINI・インビザラインGO 約4〜6ヶ月/インビザラインGOplus・インビザラインモデレート 約6ヶ月〜1年/クリアコレクトUnlimited 3・インビザラインフル3 約1〜2年/インビザラインフル5 約1〜3年(平均治療期間)ミニ 約1ヶ月/ライト 約2ヶ月/スタンダード 約4ヶ月/プロ 約6ヶ月(シミュレーション確認後 最短2週間で開始)インビザラインライト 半年〜1年/インビザラインフル 1.5〜3年Lite 約2ヶ月/Basic 平均3ヶ月(最長約6ヶ月)/Pro 平均6ヶ月(最長約12ヶ月)/インビザライン 2〜3年(いずれも保定期間を除く)
通院頻度ー提携院で精密検査、専用アプリで装着状況と進捗を管理ー提携クリニックで対面診療4〜8週間ごとに通院して経過観察(通院間隔は医師と相談して調整可能)LINEで日常管理し、定期的な通院で対面チェックー矯正開始後の通院は原則不要(初回診断と矯正前後の処置は来院)
対応症例主に前歯6本が対象(下の歯も矯正可能)クリア=軽中度(上下最大20本・最大15枚)/クリア・プラス=重度(上下すべての歯・最大25枚)/クリア・プラス+=複雑症例(セット数無制限)。抜歯や固定器具を併用するウルトラは料金非公表叢生・出っ歯・受け口・口元突出など。部分矯正から全体矯正まで対応すきっ歯・出っ歯・ガタガタな歯など(症状が強い場合は適応外の注記あり)出っ歯(上顎前突)・すきっ歯・ガタガタした歯並び(叢生)・八重歯・口元の突出など(軽度〜重度難症例まで、症例により可否を判断)軽度〜重度の乱れまで対応(すきっ歯・出っ歯は最短1ヶ月のミニプラン、他社で断られたガタガタな歯並びも相談可)。拡大装置(拡大床)は使用しないー叢生・上顎前突・空隙歯列弓・八重歯・受け口・開咬・中心ズレ・過蓋咬合(症状が強い場合は適応外)
保証ーーーーーあんしん補償制度(治療計画どおりに進まなかった場合、シミュレーションとマウスピース製作を無料で1回提供。ライト・スタンダード・プロプランのみ、歯科医師の判断が条件)。矯正終了後のリテーナーはミニプランを除くプランで1セット無料、再製作は上下セット22,000円・片顎11,000円(税込)契約から5年以内は何度印象を採り直しても無料でマウスピースを再作製(5年保証)。見積もり以上の金額は請求しないBasic・Pro・インビザラインは治療終了後の再矯正1回が条件付きで無償(1日20時間以上の装着が条件。Liteプランは対象外)
支払い方法デンタルローン(軽度 月々約3,000円〜/中度 約4,400円〜/重度 約5,700円〜)最大84回払い(月5,400円〜)分割払い(8回・12回コース 月額3,000円〜、18回 4,310円〜、24回 5,500円〜。分割手数料は別途)デンタルローン・クレジットカード・現金/振込(18歳以上、高校生を除く。詳細は提携クリニックにより異なる)現金・デビットカード・クレジットカード・分割払い(クリアコレクトMINI 288,000円(税込)を分割払い(初回5,417円)、月々3,200円〜)カード分割払い・デンタルローン(100回払い。手数料除く)/ローコストPay(分割最大36回・金利手数料0円、月々4,888円〜)ーデンタルローン(2〜120回)・クレジットカード・銀行振込

ここからは、抜歯を伴う症例への対応可否や適応範囲の広さという観点で、主要ブランドを紹介します。掲載順は当サイトの紹介順で、優劣を評価したものではありません。

いずれも初回に歯科医師の検査・診断を受ける仕組みです。費用はすべて自由診療のため、最終的な総額は症例や医院により異なります。

スマイルモア矯正|主に前歯6本が対象で最短3ヶ月

スマイルモア矯正公式サイト
提供形態ブランド(全国の提携歯科医院で診療)
矯正費用(総額)187,000円〜429,000円(税込)※1
料金の内訳軽度 18.7万円/中度 33万円/重度 42.9万円(いずれも税込)※1
治療期間の目安最短3ヶ月(個人差あり)※2
対応症例前歯の部分矯正から奥歯を含む全顎矯正まで幅広く対応
実績提携医院総患者数17万人※3
保証安心保証あり ※ご契約プランによって保証内容は異なります
初回カウンセリング0円
分割払いデンタルローン(軽度 月々約3,000円〜※4/中度 約4,400円〜※5/重度 約5,700円〜※6)

※1 総額18.7〜42.9万円。症状やご希望の治療内容によっては、この範囲を超える費用が発生する場合がございます。
※2 治療効果や治療期間には個人差があります。なお、一般的な治療期間は3ヵ月〜1年程度です。治療後リテーナーを最低1年間は1日20時間以上装着する必要があります。
※3 2020年11月〜2025年9月提携院の総患者数(スマイルモア矯正以外も含む)
※4 デンタルローンを利用して17万円(税込18.7万円)を頭金なし・78回払いで支払う場合の分割支払金額となります。
※5 デンタルローンを利用して30万円(税込33万円)を頭金なし・96回払いで支払う場合の分割支払金額です。
※6 デンタルローンを利用して39万円(税込42.9万円)を頭金なし・96回払いで支払う場合の分割支払金額です。重度症例の場合、個別見積もりの上最大100万円程度となる可能性があります。費用は歯並び・症状・適用される治療方法等によって異なります。

  • 初回カウンセリングが0円で、軽度なら総額18.7万円(税込)から始められる
  • 最短3ヶ月で治療が終わるプランがある
  • 前歯の部分矯正から奥歯を含む全顎矯正まで幅広く対応
  • 安心保証あり(※ご契約プランによって保証内容は異なります)

スマイルモア矯正は、主に前歯6本を対象とする部分矯正を軸にしたブランドです。下の歯の矯正にも対応し、最短3ヶ月(個人差あり)という短期間を掲げています。

料金は187,000円〜429,000円で、デンタルローンなら軽度で月々約3,000円〜から始められます。初回カウンセリングは無料です。

POINT

全国29都道府県に214院を展開し、通いやすさが特徴です。

前歯を中心に整えたい方に向いた選択肢といえるでしょう。

Zenyum|最大84回払いで月々の負担を抑えやすい

Zenyum公式サイト
提供形態ブランド
矯正費用(総額)300,000円〜630,000円(税込)
料金の内訳ゼニュムクリア30万円/クリア・プラス54.5万円/クリア・プラス+63万円。別途、精密検査費2.2〜3.3万円をクリニックへ支払う
治療期間の目安クリア約4ヶ月/プラス約7ヶ月/プラス+約10ヶ月
通院・経過確認提携院で検査、アプリで経過確認(アライナー交換は10日ごと)
対応症例すきっ歯・叢生・クロスバイト・出っ歯・オープンバイトなど(上位プランほど対応範囲が広い)
分割払い最大84回払い(月5,400円〜)
  • ゼニュムクリア30万円(税込)から、症例に応じてプラス・プラス+の3プラン
  • 提携院で精密検査を受け、専用アプリで装着状況と進捗を管理できる
  • 総額とは別に精密検査費2.2〜3.3万円をクリニックへ支払う

Zenyumは、最大84回払いで月5,400円〜という分割条件が特徴です。一括での支払いが難しくても、月額ベースで判断しやすくなっています。

ただし、総額とは別に精密検査費22,000円がクリニックで発生します。月額だけで判断すると総支払額を見誤るため、検査費も含めて確認しておきましょう。

クリアは軽中度、クリア・プラスは重度、クリア・プラス+は複雑症例と、症例に応じたプランがあります。治療費の総額は自由診療のため症例により異なります。

ウィ・スマイル矯正|部分矯正から全体矯正まで対応

ウィ・スマイル矯正公式サイト
提供形態ブランド(全国100院以上の提携歯科医院で診療)
矯正費用(総額)231,000円〜880,000円(税込)
料金の内訳8回23.1万円/12回35.2万円/18回51.7万円/24回66万円/30回88万円(1回コース1,650円のお試しあり)
治療期間の目安3〜11ヶ月(平均動的期間・個人差あり)
通院・経過確認提携歯科医院で対面診療
対応症例叢生・出っ歯・受け口・口元突出など。部分矯正から全体矯正まで対応
初診料・調整料いずれも0円(調整料は治療費に含む)
分割払い8回・12回コース 月額3,000円〜/18回 4,310円〜/24回 5,500円〜(分割手数料は別途)
  • 初診料0円・調整料0円で、表示されたコース料金以外の追加費用が発生しにくい
  • 部分矯正から全体矯正まで回数コースで選べ、1回コース1,650円から試せる
  • 提携院ごとに担当する歯科医師が変わるため、通う医院は事前に確認したい

ウィ・スマイル矯正は、部分矯正から全体矯正まで幅広く対応するブランドです。叢生・出っ歯・受け口・口元突出など、さまざまな歯並びに向き合っています。

料金は231,000円〜880,000円で、1回コース1,650円(税込)から試せる仕組みがあります。調整料は治療費に含まれ0円です。

全国23都道府県に105院を展開しています。費用は医院により異なるため、カウンセリングで総額を確認するとよいでしょう。

キレイライン矯正|12枚9.9万円から始めやすい

キレイライン矯正公式サイト
提供形態ブランド
矯正費用(総額)99,000円〜539,000円(税込)
料金の内訳20枚9.9万円/52枚24.2万円/160枚42.9万円/枚数無制限53.9万円(参考価格・クリニックにより異なる)
治療期間の目安約2〜12ヶ月(症例による)
通院・経過確認提携クリニックで対面診療
対応症例すきっ歯・出っ歯・ガタガタな歯など(症状が強い場合は適応外の注記あり)
  • 20枚9.9万円から始められ、矯正の初期費用を抑えやすい
  • 提携クリニックで歯科医師の対面診療を受けられる
  • 枚数無制限プランは53.9万円。症例により総額が変わる点は要確認

キレイライン矯正は、参考価格12枚9.9万円からという始めやすさが特徴です。他ブランドの最低価格と比べて初期のハードルが低く設定されています。

ただし枚数制のため、症例によって総額は上がります。料金は99,000円〜539,000円と幅があり、安さだけで判断すると認識違いにつながります。

すきっ歯・出っ歯・ガタガタな歯などに対応しますが、症状が強い場合は適応外の注記があります。まず前歯を整えたい方の入口になる選択肢です。

湘南美容歯科|インビザライン・クリアコレクトに対応

湘南美容歯科公式サイト
提供形態美容クリニック(全国の湘南美容歯科で提供)
矯正費用(総額)303,000円〜953,500円(税込)
料金の内訳クリアコレクトMINI 30.3万円/インビザラインGO(片顎)31.5万円・(両顎)35.55万円/インビザラインGOplus 44.7万円/インビザラインモデレート 52.8万円/クリアコレクトUnlimited 3 65万円/インビザラインフル3 71.35万円/インビザラインフル5 95.35万円(いずれも通常価格)
治療期間の目安軽度(クリアコレクトMINI・インビザラインGO)約4〜6ヶ月/中等度(インビザラインGOplus・インビザラインモデレート)約6ヶ月〜1年/重度(クリアコレクトUnlimited 3・インビザラインフル3)約1〜2年/重度難症例(インビザラインフル5)約1〜3年(いずれも平均治療期間)
通院・経過確認4〜8週間ごとに通院して経過観察(通院間隔は医師と相談して調整可能)
取扱装置クリアコレクト/インビザライン
分割払い月額3,200円〜(最大120回払い)※クリアコレクトMINI 288,000円(税込)を分割払い(初回5,417円)、月々3,200円払う場合
キャンペーンモニター価格あり(クリアコレクトMINI 28.8万円/インビザラインGO(両顎)33.55万円/インビザラインモデレート 49.8万円など。適応審査あり・取扱いのない院あり)
  • 全国展開の湘南美容歯科で、マウスピース矯正を30.3万円(税込)から受けられる
  • 業界シェアトップ2社のマウスピース正規品を使用
  • モニター価格が用意されている一方、モニターの取扱いがない院もある

湘南美容歯科は、クリアコレクトとインビザラインの2種類の装置を扱っています。すきっ歯・出っ歯・八重歯・受け口・叢生など幅広い症例に対応します。

一方で、重度の不正咬合や顎の骨格的な問題、歯周病などは適応外とされています。適応の線引きが明示されている点は確認の目安になります。

料金は303,000円〜953,500円で、モニター価格の設定もあります。費用は自由診療のため、通院頻度とあわせてカウンセリングで確認しましょう。

マウスピース矯正ローコスト|他社で断られた症例も相談可

マウスピース矯正ローコスト公式サイト
提供形態ブランド(全国24都道府県の提携歯科クリニックで診療。新宿・池袋には直営の専門クリニック)
矯正費用(総額)176,000円〜660,000円(税込)
料金の内訳ミニプラン17.6万円/ライトプラン33万円/スタンダードプラン55万円/プロプラン66万円(いずれも税込)
治療期間の目安ミニ 約1ヶ月/ライト 約2ヶ月/スタンダード 約4ヶ月/プロ 約6ヶ月。シミュレーション確認後 最短2週間で開始
初回検診料無料〜(クリニックによっては発生する場合あり)
処置料・調整料クリニックによって異なる(専門クリニックはプラン料金に含む)
リテーナーミニプランを除くプランは1セット無料。矯正終了後の製作・再製作は上下セット22,000円/片顎11,000円(税込)
通院・経過確認LINEで日常管理し、定期的な通院で対面チェック
対応症例軽度〜重度の乱れまで対応。拡大装置(拡大床)は使用しない
保証あんしん補償制度(治療計画どおりに進まなかった場合、シミュレーションとマウスピース製作を無料で1回提供。ライト・スタンダード・プロプランのみ、歯科医師の判断が条件)
分割払いカード分割払い・デンタルローン(100回払い・手数料除く)でミニ月々1,760円〜/ライト3,300円〜/スタンダード5,500円〜/プロ6,600円〜。ローコストPay(最大36回・金利手数料0円)は月々4,888円〜
診療体制監修医3名が製造工程まで監修。国内自社工場でマウスピースを製造
  • プラン料金は17.6万円〜66万円(税込)で、平均治療期間は約1〜6ヶ月
  • 全国24都道府県の提携歯科クリニックで受けられ、新宿・池袋には直営の専門クリニックがある
  • 専門クリニックはプラン料金に検査・保定装置・処置料を含むが、提携クリニックは初回検診料や処置料が別途かかる場合がある

マウスピース矯正ローコストは、軽度から重度まで幅広く対応するブランドです。他社で断られたガタガタな歯並びも相談可能としています。

料金は176,000円〜660,000円で、金利手数料0円のローコストPay(分割最大36回・月々4,888円〜)も用意されています。拡大装置は使用しない方針です。

POINT

LINEでの日常管理と定期通院を組み合わせる運用です。

あんしん補償制度があり、計画どおりに進まなかった場合にシミュレーションとマウスピース製作を無料で1回提供します(対象プラン・条件あり)。

レオン矯正|インビザラインで全顎・複雑症例に対応

レオン矯正公式サイト
提供形態矯正歯科グループ(全国80院以上の提携院で診療)
矯正費用(総額)約30万円〜約120万円(公式サイトに税表記なし)
料金の内訳インビザラインライト 約30万〜60万円/インビザラインフル 約80万〜120万円/インビザラインファースト(6〜10歳)約30万〜80万円
治療期間の目安インビザラインライト 半年〜1年/インビザラインフル 1.5〜3年
取扱装置インビザライン
実績症例実績400症例以上・累計患者数1,500名
保証契約から5年以内は何度印象を採り直しても無料でマウスピースを再作製。見積もり以上の金額は請求しない
初診相談無料
  • 契約から5年以内なら何度でも無料でマウスピースを作り直せる5年保証がある
  • 全国28都道府県・80院以上の提携院から通う医院を選べる
  • インビザライン専門のため、他ブランドとの比較検討はできない

レオン矯正は、インビザラインを用いて部分矯正から全顎矯正まで対応するブランドです。インビザラインライトは半年〜1年、フルは1.5〜3年が目安とされています。

料金は300,000円〜1,200,000円で、部分矯正は300,000円〜、全顎は800,000円〜です。症例実績400症例以上、累計患者数1,500名を掲げています。

契約から5年以内は何度印象を採り直しても無料でマウスピースを再作製する5年保証があります。見積もり以上の金額は請求しない方針で、全国28都道府県に80院を展開しています。

Oh my teeth|矯正開始後の通院が原則不要

Oh my teeth公式サイト
提供形態ブランド
矯正費用(総額)330,000円〜880,000円(税込)
料金の内訳Basic 33万円(前歯12本)/Pro 66万円(前歯24本)/インビザライン フル 88万円(全顎)
治療期間の目安Basic 4ヶ月/Pro 6ヶ月(公式サイト掲載の症例における治療期間・保定期間を除く)
通院・経過確認矯正開始後の通院は原則不要(初回診断と矯正前後の処置は来院)
対応症例叢生・上顎前突・空隙歯列弓・八重歯・受け口・開咬・中心ズレ・過蓋咬合(症状が強い場合は適応外)
カウンセリングあり(初診料・カウンセリング・検査すべて無料)
分割払い医療ローン・クレジットカード・銀行振込
  • 矯正開始後の通院は原則不要(初回診断と矯正前後の処置は来院)
  • Basicプランは4ヶ月・Proプランは6ヶ月(公式掲載の症例/保定期間を除く)
  • 初診料・カウンセリング・検査がすべて無料

Oh my teethは、矯正開始後の通院が原則不要という運用が特徴です。初回診断と矯正前後の処置では来院が必要ですが、定期通院の負担を抑えられます。

仕事や育児で通院時間を取りにくい方に向いています。Basicは平均3ヶ月、Proは平均6ヶ月(保定期間を除く)で、検査を含む診断は無料です。

料金は330,000円〜880,000円で、叢生・上顎前突・受け口など幅広い症例に対応します(症状が強い場合は適応外)。Basic・Pro・インビザラインは条件付きで再矯正1回が無償です。

Googleの口コミまとめ:Oh my teeth 東京新宿矯正歯科903件・★4.6(2026年10月16日時点)|タップで口コミを表示
★★★★★ちゅうこ・4か月前

ずっと矯正をしたくて、自分で料金を負担したかったので就職して初任給をいただいたタイミングで実際どれくらい料金がかかるか知りたくて初診に行きました。 スタッフのお姉さんが優しくてわからないことも聞きやすい雰囲気で、色々相談できてよかったです…

出典:Googleマップ Oh my teeth 東京新宿矯正歯科

歯並びが少し前から気になっていたのですが、矯正は高いイメージがありなかなか始められませんでした。 oh my teethさんではリーズナブルに始められるのでやってみようと思いました!スタッフの方も丁寧に説明していただき、スムーズに進めていただきました! これから始めるのがとても楽しみです!

出典:Googleマップ

初めての歯列矯正治療なので何があるかわからなかったのですが、とても丁寧に説明いただき、当日申し込みをしました! 半年後に歯並びが綺麗になると信じて頑張りたいと思います。

出典:Googleマップ

※2026年10月16日時点でGoogleマップに投稿された口コミから、接客・説明・通いやすさなど治療の効果以外に関する声を編集部が抜粋しています(医療広告ガイドラインに基づき、治療内容・効果に関する体験談は掲載していません)。感想は個人のものです。

抜歯対応で選ぶときのチェックポイント

抜歯の可能性がある症例では、ブランドの知名度より診断と説明の質が重要になります。選ぶときに見ておきたい観点を整理します。

本記事は特定のクリニックが運営するものではなく、独立した立場で各院の情報を整理・比較しています。

抜歯対応で選ぶときの4つのチェックポイントをまとめたチェックリスト型インフォグラフィック。①抜歯要否の根拠(スペース不足の量)を説明してくれるか②非抜歯手段(IPR・側方拡大・遠心移動)の限界を正直に伝えてくれるか③抜歯が必要なときの口腔外科との連携体制④総額に含まれない費用(精密検査料・リテーナー代・抜歯料)を事前提示してくれるか。各項目にチェックボックスを添える

抜歯要否の根拠を説明してくれるか

抜歯が必要かどうかを、スペース不足の量などの根拠とともに説明してくれるかを確認しましょう。結論だけでなく理由を示す医院は、判断の透明性が高いといえます。

非抜歯手段の限界を正直に伝えてくれるか

IPR・側方拡大・遠心移動には限界があります。この限界を正直に伝えたうえで、無理のない計画を提案してくれるかが見極めのポイントです。

「絶対に抜かずに治せる」といった言い切りには注意が必要でしょう。リスクも含めて説明する姿勢が信頼につながります。

抜歯が必要なときの口腔外科との連携体制

抜歯が必要になった場合、どこで抜歯するのかも確認しておきたい点です。提携する口腔外科や紹介先があると、通院の調整がスムーズになります。

抜歯部位によって対応する診療科が異なることもあります。連携体制が整っているかを事前に聞いておくと安心です。

総額に含まれない費用を事前に提示してくれるか

表示料金に精密検査料・リテーナー代・抜歯料などが含まれるかは医院で異なります。総額に含まれない費用を事前に提示してくれるかを確認しましょう。

月額表示の場合は、回数と総支払額もあわせて確認します。自由診療のため、同じブランドでも医院により総額が変わる点に留意してください。

装置メーカー別の対応症例の広さ|インビザライン・クリアコレクト・アソアライナー

ブランド型とは別に、装置そのものを作っているメーカーがあります。価格は取扱医院が決めるため、ここでは対応症例の広さと探し方を中心に整理します。

装置メーカー3種の対応症例の広さ比較表。インビザライン(対応範囲=部分矯正〜全顎・抜歯を伴う複雑症例まで最も広い/価格=取扱医院により異なる/実績=世界2,000万人以上)、クリアコレクト(対応=症例に応じてパッケージを選べる/価格=取扱医院により異なる)、アソアライナー(対応=前歯・後戻りに特化、全顎・抜歯難症例は不向き/価格=取扱医院により異なる/実績=国内15,000件・世界65カ国)。3列構成の表

インビザライン|抜歯症例を含め対応範囲が最も広い

インビザライン公式サイト
提供形態メーカー(取扱医院で提供)
矯正費用(総額)取扱医院により異なる
料金の内訳全国一律価格なし(取扱医院により異なる)
通院・経過確認取扱歯科医院で検査・診断・定期診察
対応症例部分矯正から全顎・複雑症例まで(適応は医院の診断による)
実績世界2000万人以上が治療(公式サイト・2026-08-13確認)
  • 部分矯正から全顎・抜歯を伴う症例まで対応できる適応範囲の広さ
  • 世界2000万人以上が治療を受けた実績(公式サイト・2026-08-13確認)
  • 取扱歯科医院で検査・診断・定期診察を受けながら進められる

インビザラインは、米アライン・テクノロジー社が製造する装置です。透明なマウスピースを段階的に交換して歯を動かします。

対応できる症例の幅が広く、部分矯正から全顎矯正、抜歯を伴う複雑な症例まで対応できる点が特徴です。他ブランドが前歯中心・軽度〜中度に限定されるのに対し、適応範囲が広いことが強みといえます。

公式サイトによると、世界で2,000万人以上が治療を受けた実績があります(公式・2026年時点)。
出典: インビザライン公式サイト抜歯が必要と言われた方にとって、選択肢になりやすい装置です。

装置メーカーのため全国一律価格は存在しません。同じ装置でも取扱医院によって費用も担当医の実績も変わるため、医院ごとの総額と症例数を確認することが大切です。

医院を探す際は、日本矯正歯科学会のサイト(https://www.jos.gr.jp/)で認定医・専門医を検索できます。
出典: 公益社団法人 日本矯正歯科学会抜歯症例の経験が豊富な医院かどうかも、カウンセリングで確かめるとよいでしょう。

クリアコレクト|症例に応じてパッケージを選べる

クリアコレクト公式サイト
提供形態メーカー(取扱医院で提供)
矯正費用(総額)取扱医院により異なる
料金の内訳全国一律価格なし(取扱医院により異なる)
通院・経過確認取扱歯科医院が管理
対応症例複数のパッケージあり(適応は医院の診断による)
  • 症例に応じて複数のパッケージから選べる
  • 取扱歯科医院が検査・診断から治療経過の管理までを行う
  • 価格は取扱医院により異なるため、医院で総額を確認する必要がある

クリアコレクトは、米ストローマングループが製造する装置です。複数のパッケージがあり、症例に応じて選べる構造になっています。

インビザラインと同じくメーカーであり、全国一律価格は存在しません。価格は取扱医院の診断に基づいて決まるため、金額での単純比較はできません。

かかりつけ医院が取り扱っている場合や、インビザライン以外の装置も検討したい場合の選択肢になります。同じ装置でも取扱医院によって費用も担当医の実績も変わるため、医院ごとの総額と症例数を確認してください。

アソアライナー|前歯・後戻りに特化(全顎には不向き)

アソアライナー公式サイト
提供形態メーカー(取扱医院で提供)
矯正費用(総額)取扱医院により異なる
料金の内訳全国一律価格なし(取扱医院により異なる)
通院・経過確認取扱歯科医院で診療
対応症例前歯部分の歯列改善・矯正後の後戻りに特化
実績国内15,000件・世界65カ国に流通(公式)
  • 前歯部分の歯列改善と、矯正後の後戻りへの対応に特化
  • 国内15,000件・世界65カ国に流通(公式)
  • 全顎矯正には向かないため、適応かどうかを医院で確認する

アソアライナーは、アソインターナショナルが製造する国産の装置です。前歯部分の歯列改善と、矯正後の後戻りへの対応に特化しています。

公式によると、国内15,000件の実績があり、世界65カ国に流通しています(公式表記)。
出典: アソインターナショナル アソアライナー公式サイト前歯だけを部分的に整えたい方や、以前の矯正後に後戻りした方に合致しやすい装置です。

一方で、全顎矯正や抜歯を伴う難症例には向きません。適応が限定される分、目的が合えば過剰な費用・期間を避けられますが、適応外の症例では別の装置が必要です。

この装置も取扱医院で費用や担当医の実績が変わります。前述の日本矯正歯科学会のサイトで認定医・専門医を検索しつつ、医院ごとの総額と症例数を確認するとよいでしょう。

抜歯ありの治療で知っておきたいこと|費用・タイミング・適応

抜歯を伴う治療では、費用の内訳やタイミングを把握しておくと計画が立てやすくなります。適応の線引きとあわせて確認しましょう。

抜歯ありの治療で総額に含まれないことがある費用の一覧インフォグラフィック。『ブランド表示の総額』とは別にかかりうる費用=①精密検査料(例:Zenyum 22,000円)②初診料(例:DPEARL 3,300円)③リテーナー代④抜歯料⑤追加アライナー作製費。『表示総額=実支払総額ではない』という注意メッセージを添える。すべて自由診療・医院により異なる旨も記載

抜歯費用と総額に含まれない費用(精密検査料・リテーナー代・追加アライナー)

ブランドが表示する総額には、含まれない費用があることが少なくありません。精密検査料・リテーナー代・抜歯料などが別途かかる場合があります。

たとえばDPEARLは初診料3,300円が別途必要で、Zenyumは精密検査費22,000円がクリニックで発生します。マウスピースの再作製費用が発生することもあります。
出典: DPEARL公式サイト

表示総額だけでは実際の支払総額にならないため、費用は内訳まで確認することが大切です。マウスピース矯正は自由診療のため、価格は医院により異なります。
出典: 公益社団法人 日本矯正歯科学会「矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは」

抜歯を行うタイミングと治療期間への影響

抜歯のタイミングは、治療計画の立案時に決まることもあれば、治療を進める中で判断されることもあります。タイミングによって抜歯本数や部位が変わる可能性もあります。

抜歯を伴う場合、スペースを閉じる工程が加わるため治療期間は長くなりやすい傾向です。具体的な期間は症例と医院により異なるため、計画段階で確認しましょう。

マウスピース矯正の適応と適応外の線引き

日本矯正歯科学会のポジションステートメント(2022年第二版)によると、マウスピース型矯正装置の適応は歯の移動量の少ない症例に限られます。小児や骨格的な問題のある症例には適さないとされています。
出典: 公益社団法人 日本矯正歯科学会「マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(ポジションステートメント 第二版)」

そのため、すべての歯並びに対応できるわけではありません。本記事で紹介したブランドはいずれも、初回に歯科医師の検査・診断を受ける仕組みになっています。診察なしでアライナーのみが届く形態は学会が問題として指摘している点にも留意してください。

矯正治療は医療費控除の対象になる?

国税庁の案内によると、不正咬合などで必要と認められる矯正は医療費控除の対象になります。一方、容ぼうを美化する目的の矯正は対象外とされています。
出典: 国税庁「No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例」

対象になるかどうかの判断は個別の状況によります。還付額の試算は個人差があるため、具体的な扱いは税務署や税理士に確認してください。

ウィ・スマイル矯正が気になる方は、公式サイトで詳細を確認しましょう。

よくある質問(Q&A)

抜歯に関して、検討中の方が抱きやすい疑問にお答えします。

Q抜歯すると後悔するって本当?
A

抜歯そのものを後悔するより、無理な非抜歯で見た目や歯茎に問題が出て後悔するケースもあります。スペース不足が大きい症例では、抜歯が安定した仕上がりにつながることもあります。

大切なのは、抜く理由を納得したうえで進めることです。疑問が残るなら、セカンドオピニオンで判断を確かめるとよいでしょう。

Q抜歯を勧める歯科医師はスキルが低いの?
A

必ずしもそうとは言えません。無理な非抜歯を避けるために、あえて抜歯を選ぶ医学的判断もあるためです。

見極めのポイントは、抜歯の根拠をスペース不足の量などで具体的に説明してくれるかどうかです。説明が曖昧な場合に、別の意見を求めると安心できます。

Q抜くのは親知らず?小臼歯?何本抜くの?
A

抜歯部位は症例によって異なり、小臼歯を抜くケースや親知らずを抜くケースがあります。本数も不足量に応じて変わります。

抜歯部位によって対応する診療科が異なることもあり、口腔外科との連携が必要になる場合もあります。具体的な部位と本数は精密検査で判断されます。

Q途中で抜歯が必要になったら費用はどうなる?
A

非抜歯で進めていた途中で抜歯が必要と判明すると、作成済みのマウスピースが使えなくなることがあります。この場合、追加の作製費用が発生する可能性があります。

費用や条件は取扱医院により異なります。こうしたリスクを避けるためにも、初回診断の精度と計画の丁寧さを重視するとよいでしょう。

Q抜歯した隙間はきちんと閉じる?
A

矯正治療では、抜歯でできたスペースに歯を動かして隙間を閉じていきます。計画どおり進めば、隙間を埋める形で歯列を整えます。

ただし歯の動きには個人差があり、治療後は後戻りを防ぐため保定装置での固定期間が必要です。仕上がりや期間は症例と医院により異なります。

まとめ

インビザラインでも抜歯が必要になることはあります。要否を決めるのは装置の種類ではなく、歯を並べるスペースがどれだけ足りないかという程度です。

スペース不足が小さければ、IPR・側方拡大・奥歯の遠心移動で抜歯を避けられることがあります。ただし、これらの手段には限界があり、無理な非抜歯は歯肉退縮や口元の突出、後戻りを招くおそれがあります。

「抜歯が必要」と言われたら、その根拠を具体的に説明してもらいましょう。納得できない場合は、検査データを持参してセカンドオピニオンを検討するのも一つの方法です。

マウスピース矯正は自由診療で、適応は歯の移動量の少ない症例に限られます。いずれのブランドも初回に歯科医師の検査・診断を受ける仕組みです。
出典: 公益社団法人 日本矯正歯科学会「マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(ポジションステートメント 第二版)」まずは自分のスペース状態を知ることから始めてみてください。

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ウィ・スマイル矯正

ウィ・スマイル矯正公式サイト
  • 初診料0円・調整料0円で、表示されたコース料金以外の追加費用が発生しにくい
  • 部分矯正から全体矯正まで回数コースで選べ、1回コース1,650円から試せる
  • 提携院ごとに担当する歯科医師が変わるため、通う医院は事前に確認したい
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