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マウスピース矯正とインビザラインの違いは?費用・適応で向くのはどっち【2026年最新】

※本記事にはPR(広告)が含まれます。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用して収益を得ている場合があります。

梶 敬太

監修2026年8月 監修

梶 敬太

歯科医師/矯正アドバイザー

医療法人社団 新心会

2011年愛知学院大学歯学部卒業、2012年愛知学院大学附属病院研修修了。2012年より愛知県内の矯正専門歯科医院にて小児矯正・ワイヤー矯正・マウスピース矯正を主任矯正医として担当。2016年〜2025年 医療法人スワン会 矯正指導医。2023年より医療法人社団 新心会 矯正アドバイザー。Tweed Foundation Course 修了。

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監修範囲:本記事のうち医学的な記述について監修を受けています。料金・掲載順位等の編集判断は当サイトによるものです。

冨田 和志

統括監修

冨田 和志

歯科医師/医療法人社団 新心会 理事長

明海大学歯学部卒業。明海大学病院、優歯科クリニック勤務、北上尾歯科の副院長を経て、2015年に新心会グループ最初のクリニックを開院。

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マウスピース矯正を調べ始めると、「インビザライン」という名前が何度も目に入ってきます。歯並びを透明な装置で整える点は同じなのに、インビザラインと他のマウスピース矯正は何がどう違うのか、はっきりしないまま高額な契約へ進むのは不安ですよね。

そもそもインビザラインは、マウスピース矯正という治療法の中で使われる装置メーカーの一つです。両者は対立する選択肢ではありません。

この記事では、インビザラインと他のマウスピース矯正の違いを、治療の流れ・適応範囲・通院頻度・費用の観点で整理します。装置メーカーと公式から申し込めるブランドの関係も解説します。

あわせて、総額に含まれない費用や医療費控除の基礎、後戻りと保定の注意点まで扱います。無料カウンセリングに行く前に、判断の軸を持ち帰っていただける内容です。

項目おすすめインビザラインクリアコレクト
画像インビザラインクリアコレクトスマイルモア矯正
総額(最安)ーー
精密検査料ーー
初診・相談料ーー
特徴
  • 部分矯正から全顎・抜歯を伴う症例まで対応できる適応範囲の広さ
  • 世界2000万人以上が治療を受けた実績(公式サイト・2026-08-13確認)
  • 取扱歯科医院で検査・診断・定期診察を受けながら進められる
  • 症例に応じて複数のパッケージから選べる
  • 取扱歯科医院が検査・診断から治療経過の管理までを行う
  • 価格は取扱医院により異なるため、医院で総額を確認する必要がある
詳細詳細を見る詳細を見る詳細を見る
  • インビザライン=装置メーカーの一つ、マウスピース矯正=治療法の総称という関係
  • 適応は歯の移動量が少ない症例が中心、可否は歯科医師の診断で決まる
  • 総額に含まれない精密検査料・リテーナー代・追加費用の確認が必須
  • メーカー型は全国一律価格がなく、費用と担当医の実績は医院ごとに異なる
目次

マウスピース矯正とインビザラインの違いをひとことで|まず結論

結論から言うと、マウスピース矯正とインビザラインは「比べる関係」ではありません。

マウスピース矯正とインビザラインの関係を示す概念図。大きな枠『マウスピース矯正(治療法の総称)』の中に、装置メーカー(インビザライン・クリアコレクト・アソアライナー)とブランド型サービス(キレイライン矯正・Oh my teeth・hanaravi・Zenyum)が並ぶ入れ子構造。『自動車というくくりの中の、あるメーカーの車種』というたとえを添える

マウスピース矯正は、透明な取り外し式の装置で歯並びを整える治療法全体の総称です。これに対してインビザラインは、その治療に使われる装置メーカーの一つの名前です。

たとえるなら、マウスピース矯正が「自動車」という大きなくくりで、インビザラインはその中の「あるメーカーの車種」にあたります。だからこそ「どちらがよいか」ではなく、「どの装置・どのサービスが自分に合うか」で考える必要があります。

マウスピース矯正に使われる装置には、インビザラインのほかにクリアコレクトやアソアライナーなどがあります。さらに、公式サイトから申し込める全国一律価格のブランド型サービスも増えました。

読者が混乱しやすいのは、この「装置メーカー」と「ブランド型サービス」が同じ土俵で語られる点です。本記事では、まず両者の違いを比較で示し、次に種類の整理へと進みます。

注意

なお、マウスピース矯正は自由診療であり、費用は全額自己負担です。

適応できるかどうかは歯科医師の診断で決まる点も、先に押さえておきましょう。
出典: 矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは(日本矯正歯科学会)

インビザラインと他のマウスピース矯正は何がどう違う?比較でわかるポイント

ここでは、インビザラインと他のマウスピース矯正を、治療の流れ・適応範囲・通院頻度・費用・期間の観点で比較します。まずは全体像を表で確認しましょう。

比較項目インビザライン(装置メーカー)他のマウスピース矯正(ブランド型など)
位置づけ装置メーカー。取扱医院で検査・診断公式から申し込む全国一律価格のサービスが中心
歯型取り医院の3Dスキャンで取得提携院でのスキャンや検査(サービスにより異なる)
適応範囲部分矯正から全顎・複雑症例まで(診断による)軽中度中心のプランから全体矯正対応まで幅がある
通院頻度取扱医院で検査・診断・定期診察通院を抑える運用や写真確認を取り入れる例がある
費用の決まり方全国一律価格がなく取扱医院ごと公式が総額を公表(9.9万円〜69.3万円の幅)
治療期間の目安医院の診断による約3ヶ月〜18ヶ月(プラン・症例による)

表の「他のマウスピース矯正」は、公式から申し込めるブランド型サービスを中心にまとめています。装置メーカーであるインビザラインは全国一律価格が存在しないため、費用欄は医院ごとと記載しました。

治療の流れと歯型取りの違い

基本的な流れは、どのマウスピース矯正でも「検査・診断→シミュレーション→装置の装着→定期チェック」という点で共通しています。

違いが出やすいのは、歯型取りと通院の設計です。インビザラインは取扱医院で3Dスキャンを行い、医院が計画を立てて管理します。

一方、ブランド型サービスには通院の負担を抑える工夫を取り入れた例があります。たとえばhanaraviは2週間ごとに経過写真を確認して通院回数を削減し、Oh my teethは矯正開始後の通院を原則不要とする運用です。
出典: hanaravi公式サイト
出典: Oh my teeth公式サイト

ただし、処置が必要な場合や初回の検査・診断は来院が前提です。「通院ゼロ」ではない点に注意しましょう。

対応できる症例の幅(適応範囲)の違い

適応範囲は、装置やサービスによって差があります。インビザラインは部分矯正から全顎・複雑症例まで幅広く対応できますが、実際の適応は医院の診断によります。
出典: インビザライン公式サイト

ブランド型サービスは、プランで対応範囲を分けている例が目立ちます。Zenyumはクリアが軽中度、クリア・プラスが重度、クリア・プラス+が複雑症例という区分です。
出典: Zenyum公式サイト

キレイライン矯正やOh my teethのように、症状が強い場合は適応外と明記するサービスもあります。自分の歯並びがどのプランに当てはまるかは、検査を受けて初めて分かります。
出典: キレイライン矯正公式サイト
出典: Oh my teeth公式サイト

通院頻度・マウスピース交換回数の違い

通院頻度は、サービスの設計思想で変わります。湘南美容歯科は4〜8週間ごとの通院が目安です。
出典: 湘南美容歯科公式サイト

DPEARLは原則月1回の対面メンテナンス、マウスピース矯正ローコストはLINEで日常管理しつつ定期通院で対面チェックという運用です。
出典: DPEARL公式サイト
出典: マウスピース矯正ローコスト公式サイト

マウスピースの交換枚数も症例により幅があります。Zenyumのクリアは最大15枚、クリア・プラスは最大25枚と公表されています。交換回数が多いほど、複雑な動きに対応する設計といえるでしょう。
出典: Zenyum公式サイト

費用・治療期間の違い

費用は、全国一律価格を公開しているブランドと、医院ごとに決まるメーカーで考え方が分かれます。公式表示の総額レンジは、ブランド全体で9.9万円〜69.3万円の幅があります。
出典: 主要ブランドの総額レンジ(各社公式サイト)

治療期間の目安は約3ヶ月〜18ヶ月です。DPEARL SHORTの平均3ヶ月からhanaravi Proの8〜18ヶ月まで、症例によって大きく異なります。
出典: 治療期間の目安(各社公式サイト)

インビザラインやクリアコレクト、アソアライナーはメーカーのため、全国一律価格が存在しません。費用は取扱医院によって変わる点を前提に比較しましょう。
出典: 主要ブランドの総額レンジ(各社公式サイト)

なお、いずれも自由診療で費用は全額自己負担です。公表された総額に含まれない費用がある場合も多く、その内訳は後の章で詳しく扱います。
出典: 矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは(日本矯正歯科学会)

マウスピース矯正の種類|装置メーカーとブランドの違いを知る

マウスピース矯正の情報が分かりにくい一因は、「装置メーカー」と「ブランド型サービス」が区別されずに並ぶことにあります。ここで両者を整理しましょう。

装置メーカーとブランド型サービスの違いを2列で比較するインフォグラフィック。左『装置メーカー(インビザライン/クリアコレクト/アソアライナー)=マウスピースを製造・取扱医院を自分で探す・費用は医院ごと』、右『ブランド型サービス(キレイライン矯正/Oh my teeth/hanaravi/Zenyum/DPEARL)=公式から申込・全国一律価格・総額や保証を公表』

装置メーカーは、マウスピースそのものを製造する会社です。読者は取扱医院を自分で探し、その医院で検査・診断を受けて治療します。費用は医院ごとに決まります。

ブランド型サービスは、公式サイトから申し込める全国一律価格のサービスを指します。提携院での検査とあわせて、総額や保証の条件を公式が公表している点が特徴です。

インビザライン(世界最大手の装置メーカー)

インビザライン公式サイト
提供形態メーカー(取扱医院で提供)
矯正費用(総額)取扱医院により異なる
料金の内訳全国一律価格なし(取扱医院により異なる)
通院・経過確認取扱歯科医院で検査・診断・定期診察
対応症例部分矯正から全顎・複雑症例まで(適応は医院の診断による)
実績世界2000万人以上が治療(公式サイト・2026-08-13確認)
  • 部分矯正から全顎・抜歯を伴う症例まで対応できる適応範囲の広さ
  • 世界2000万人以上が治療を受けた実績(公式サイト・2026-08-13確認)
  • 取扱歯科医院で検査・診断・定期診察を受けながら進められる

インビザラインは、透明なマウスピース型矯正装置の装置メーカーです。マウスピース矯正を検索する多くの人が最初に出会う名前でもあります。

対応できる症例の幅は広く、部分矯正から全顎・複雑症例まで対応するとされます。ただし、実際にどこまで対応できるかは取扱医院の診断によります。
出典: インビザライン公式サイト

実績の面では、公式サイトに世界で2,000万人以上の治療実績と記載されています。長く使われてきた装置であることが、公表数値からうかがえます。
出典: インビザラインの世界累計治療実績(インビザライン公式サイト)

取扱医院は、インビザラインを扱う歯科医院で検査・診断・定期診察を受ける形です。同じ装置でも、取扱医院によって費用も担当医の実績も変わります。

そのため、医院ごとの総額と症例数を必ず確認しましょう。認定医・専門医は日本矯正歯科学会のサイト(https://www.jos.gr.jp/)で検索できます。医院選びの出発点として活用するとよいでしょう。
出典: 認定医・専門医・指導医の検索(日本矯正歯科学会)

クリアコレクト・アソアライナーなど他の装置メーカー

クリアコレクト公式サイト
提供形態メーカー(取扱医院で提供)
矯正費用(総額)取扱医院により異なる
料金の内訳全国一律価格なし(取扱医院により異なる)
通院・経過確認取扱歯科医院が管理
対応症例複数のパッケージあり(適応は医院の診断による)
  • 症例に応じて複数のパッケージから選べる
  • 取扱歯科医院が検査・診断から治療経過の管理までを行う
  • 価格は取扱医院により異なるため、医院で総額を確認する必要がある

インビザライン以外にも、装置メーカーは複数あります。代表的なのがクリアコレクトとアソアライナーです。

クリアコレクトは、複数のパッケージを持つマウスピース型矯正装置の装置メーカーです。対応範囲はパッケージにより異なり、実際の適応は取扱医院の診断で決まります。
出典: クリアコレクト公式サイト

アソアライナーは、前歯部分の歯列改善や矯正後の後戻りに特化した装置です。公式によると国内15,000件、世界65カ国に流通しているとされます。
出典: アソアライナー公式サイト

これらも装置メーカーのため、全国一律価格はありません。扱う医院は、各メーカーの取扱歯科医院で診療を受ける形で探します。

同じ装置でも、取扱医院によって費用も担当医の実績も変わります。医院ごとの総額と症例数を確認し、認定医・専門医は日本矯正歯科学会のサイト(https://www.jos.gr.jp/)で検索するとよいでしょう。
出典: 認定医・専門医・指導医の検索(日本矯正歯科学会)

公式から申し込めるブランド型サービスとは

ブランド型サービスは、公式サイトから申し込める全国一律価格のサービスです。総額や保証条件を公式が公表している点が、装置メーカーとの大きな違いです。

たとえばキレイライン矯正は提携クリニックで対面診療を行い、全国39都道府県に提携があります。Oh my teethやhanaraviのように、通院を抑える運用を打ち出すサービスもあります。
出典: キレイライン矯正公式サイト
出典: Oh my teeth公式サイト

ブランドによって適応範囲や通院設計、保証の条件は異なります。公式が公表する総額の内訳と、別途費用の有無をあわせて確認しましょう。

あなたの歯並びはマウスピース矯正で治せる?適応と適応外の線引き

マウスピース矯正は、すべての歯並びに使えるわけではありません。適応できる範囲には、はっきりとした線引きがあります。

マウスピース矯正の適応・適応外を示す早見表イラスト。対応しやすい『すきっ歯・軽度〜中等度のガタつき・出っ歯・前歯の部分矯正』、対応が難しい『重度の不正咬合・顎の骨格の問題・小児の矯正・抜歯を多く伴うケース→ワイヤー矯正や外科的処置を検討』。中央に『可否は歯科医師の診断で決まる』の注記

マウスピース矯正で対応しやすい歯並び

比較的対応しやすいのは、歯の移動量が少ない症例です。すきっ歯や軽度〜中等度のガタつき、出っ歯などが代表例として挙げられます。
出典: マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(日本矯正歯科学会)

各サービスも、叢生・出っ歯・すきっ歯・受け口・開咬・過蓋咬合などを対応例として示しています。ただし、同じ症状名でも程度によって適応は変わります。

前歯だけを整えたい方向けに、部分矯正に特化したプランを用意するサービスもあります。自分の症状がどのプランに当てはまるかは、検査を受けて確認しましょう。

ワイヤー矯正や外科が必要になるケース

一方で、マウスピース矯正では対応が難しい症例があります。日本矯正歯科学会のポジションステートメント(2022-07-15第二版)は、マウスピース型矯正装置の適応を歯の移動量が少ない症例に限られるとしています。
出典: マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(日本矯正歯科学会)

学会は、小児の矯正や骨格的な問題には適さないことも示しています。あごの骨格に起因する不正咬合などは、ワイヤー矯正や外科的な処置が検討されます。
出典: マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(日本矯正歯科学会)

各サービスも適応外を明記しています。hanaraviは外科手術が必要な症例は対応不可とし、湘南美容歯科は重度の不正咬合や顎の骨格の問題などを適応外として挙げています。
出典: hanaravi公式サイト
出典: 湘南美容歯科公式サイト

複雑な症例ほど、自己判断は禁物です。適応の可否は、必ず歯科医師の診断で確認してください。

歯科医師の診断を必ず受ける重要性

学会が特に問題視しているのは、歯科医師の診察を省いた配送型の仕組みです。本記事で扱うサービスは、初回に歯科医師の検査・診断を受ける仕組みを前提としています。
出典: マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(日本矯正歯科学会)

矯正は歯を動かす医療行為であり、痛みや後戻り、歯根吸収などのリスクを伴います。だからこそ、治療前の診断が欠かせません。

適応の可否や治療方針は、歯科医師の診断によって決まります。広告の訴求だけで判断せず、カウンセリングで自分の症例を確認しましょう。

ワイヤー矯正との違いも整理|見た目・痛み・通院・費用で比べる

マウスピース矯正を検討する方の多くは、ワイヤー矯正との違いも気になるはずです。ここでは代表的な観点で両者を整理します。

マウスピース矯正とワイヤー矯正の比較表インフォグラフィック。見た目(マウスピース=透明で目立ちにくい/ワイヤー=金属が目立ちやすい)、取り外し(マウスピース=自分で外せる/ワイヤー=固定で外せない)、適応範囲(マウスピース=軽度〜中等度中心/ワイヤー=幅広い症例に対応)、治療期間(マウスピース=約3ヶ月〜18ヶ月+保定)。いずれも自由診療・全額自己負担の注記

見た目・取り外し・痛みの違い

マウスピース矯正の特徴は、透明で目立ちにくく、自分で取り外せる点です。食事や歯みがきのときに外せるため、口腔ケアがしやすいという利点があります。

ワイヤー矯正は装置が歯の表面に固定され、取り外しはできません。金属が目立ちやすい一方、幅広い症例に対応できる方法として長く使われてきました。

痛みの感じ方には個人差があります。どちらの方法でも、歯が動く過程で違和感や痛みが生じることがある点は共通です。

通院頻度・治療期間・費用の違い

通院頻度は、サービスや症例によって異なります。マウスピース矯正では通院を抑える運用もありますが、処置時や検査時には来院が必要です。

治療期間は、どちらも症例によって幅があります。マウスピース矯正の目安は約3ヶ月〜18ヶ月で、保定期間は別途必要です。
出典: 治療期間の目安(各社公式サイト)

費用は、いずれも自由診療で全額自己負担です。価格は医院やプランによって異なるため、総額と内訳を確認したうえで比較しましょう。
出典: 矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは(日本矯正歯科学会)

どちらが向いている?選び方の目安

見た目を重視し、取り外せる手軽さを求める方には、マウスピース矯正が選択肢になります。軽度〜中等度の症例であれば、対応しやすい傾向があります。

複雑な症例や骨格的な問題がある場合は、ワイヤー矯正や外科的な処置が候補に入ります。適応の線引きは、歯の移動量の多さが一つの目安です。
出典: マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(日本矯正歯科学会)

来院型(取扱医院で対面診療)とオンライン管理型(初回来院後は写真・アプリで経過確認)は、優劣ではなく生活スタイルで選ぶものです。ただしオンライン管理型であっても初回の歯科医師による検査・診断は必須であり、診察なしでアライナーのみが届く形態は学会が問題として指摘しています。なお本記事は特定のクリニックが運営するものではなく、独立した立場で各院の情報を整理・比較しています。最終的にどちらが向いているかは、自己判断では決められません。検査・診断を受け、歯科医師と相談して選ぶのが確実でしょう。

スマイルモア矯正が気になる方は、公式サイトで詳細を確認しましょう。

総額だけで判断しない|含まれない費用と医療費控除の基礎

マウスピース矯正の費用は、公表された総額だけで判断すると見込みがずれることがあります。総額に含まれない費用の有無を、必ず確認しましょう。

マウスピース矯正の総額に含まれないことが多い費用を示すチェックリスト型インフォグラフィック。『精密検査料』『初診料(例: DPEARL 3,300円)』『リテーナー代・再製作費(例: マウスピース矯正ローコスト 上下セット22,000円・片顎11,000円)』『調整料・処置費』。加えて医療費控除の対象になるケース(不正咬合などで必要と認められる矯正)とならないケース(容ぼうを美化する目的)の2分岐

総額に含まれないことが多い費用

ブランドが表示する総額に、すべての費用が含まれるとは限りません。DPEARLは初診料3,300円が別途必要で、歯石取りなどの処置費はクリニックへ直接支払う旨を公式に明記しています。
出典: 総額に含まれない主な追加費用(DPEARL公式サイト)

マウスピースの再製作費が別途かかる例もあります。マウスピース矯正ローコストは、矯正終了後のリテーナー再製作が上下セット22,000円(税込)、片顎11,000円(税込)です。
出典: マウスピース矯正ローコスト公式サイト

メーカー型のインビザライン・クリアコレクト・アソアライナーは、全国一律価格がありません。費用も担当医の実績も取扱医院ごとに異なるため、医院ごとの総額を確認しましょう。
出典: 主要ブランドの総額レンジ(各社公式サイト)

精密検査料・リテーナー代・調整料が総額に含まれるかは、サービスによって扱いが違います。申し込み前に内訳を確認することが大切です。

分割払い・デンタルローンの実際

多くのサービスが、分割払いやデンタルローンに対応しています。Oh my teethはデンタルローン(2〜120回)やクレジットカード、銀行振込に対応しています。
出典: Oh my teeth公式サイト

月額例として、Oh my teeth Basicは月々3,500円〜という表示があります。ただし分割回数で月額は変わり、金利・手数料により総支払額は総額を上回ります。
出典: 分割払いの月額例(Oh my teeth公式サイト)

月額の安さだけで判断すると、総支払額を見誤りかねません。回数と総支払額を必ずあわせて確認しましょう。

医療費控除の対象になるケース・ならないケース

矯正費用は、条件によって医療費控除の対象になる場合があります。国税庁のNo.1128では、不正咬合などで必要と認められる矯正は対象になるとされています。
出典: No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例(国税庁)

一方、容ぼうを美化する目的の矯正は対象外とされています。同じ矯正でも、治療の目的によって扱いが分かれる点に注意が必要です。
出典: No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例(国税庁)

デンタルローンを利用した場合も、支払った矯正費用は医療費控除の対象になり得ます。ただし金利・手数料部分の扱いなど、細かな条件があります。
出典: No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例(国税庁)

医療費控除の適否は、個別の条件によって変わります。還付額の試算や断定はできないため、最終的な判断は税務署や税理士に確認してください。

対象かどうか迷う場合は、治療目的が記載された書類を保管しておくとよいでしょう。診断内容は、申告時の判断材料になります。

スマイルモア矯正

総額187,000円(税込)〜|最短3ヶ月

公式サイトはこちら

治療後の後戻りと保定(リテーナー)で気をつけたいこと

矯正は、歯が整ったら終わりではありません。治療後には、動かした歯が元の位置へ戻ろうとする「後戻り」が起こり得ます。

後戻りと保定(リテーナー)の仕組みを示すイラスト。『矯正完了→歯が元の位置へ戻ろうとする(後戻り)→リテーナーを一定期間装着して歯並びを安定させる』の3ステップフロー。リテーナー代の扱い例(hanaravi=0円、マウスピース矯正ローコスト=ミニプラン除き1セット無料・再製作は上下22,000円/片顎11,000円)を添える

後戻りを防ぐために使うのが、保定装置であるリテーナーです。一定期間しっかり装着することで、整えた歯並びの安定を図ります。

リテーナー代が治療費に含まれるかは、サービスによって異なります。hanaraviはリテーナー費用0円と公表し、マウスピース矯正ローコストはミニプランを除くプランで1セット無料としています。
出典: hanaravi公式サイト
出典: マウスピース矯正ローコスト公式サイト

一方、再製作には費用がかかる場合があります。マウスピース矯正ローコストの再製作は上下セット22,000円(税込)、片顎11,000円(税込)です。
出典: マウスピース矯正ローコスト公式サイト

保定が保証に含まれるかどうかも、確認しておきたいポイントです。後戻りのリスクとあわせて、保定の条件をカウンセリングで聞いておきましょう。

よくある質問(Q&A)

Qマウスピース矯正に保険は使えますか?
A

マウスピース矯正は原則として自由診療であり、費用は全額自己負担です。保険は適用されません。
出典: 矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは(日本矯正歯科学会)

ただし、条件を満たせば医療費控除の対象になる場合があります。詳しくは費用の章を参照し、最終判断は税務署や税理士に確認してください。

Q途中でブランドや治療法を変更できますか?
A

契約後の変更可否は、サービスや契約内容によって異なります。プランの変更や治療法の切り替えが必要になるケースもあります。

契約前に、途中変更のルールや追加費用の扱いを確認しておくと安心です。カウンセリングで具体的に質問しておきましょう。

Q引っ越し・転勤で他院に転院できますか?
A

転院のしやすさは、サービスによって差があります。全国に取扱医院が多い装置は、転居後も通える可能性が高まります。

ブランド型サービスでは、提携院の分布によって対応が変わります。転居の予定がある方は、対応エリアと転院の可否を事前に確認しましょう。

Qマウスピースを破損・紛失したときはどうなりますか?
A

破損や紛失時の対応は、サービスによって異なります。保証制度の中で再製作に対応する例もあれば、別途費用がかかる例もあります。

マウスピース矯正ローコストは、プラン条件のもとでリテーナーの無料提供や再製作費を公表しています。再発行の費用と対応は、契約前に確認しておきましょう。
出典: マウスピース矯正ローコスト公式サイト

Qインビザラインを扱う医院はどう探せばいい?
A

インビザラインは装置メーカーのため、扱う歯科医院を自分で探して検査・診断を受けます。同じ装置でも、医院によって費用も担当医の実績も変わります。

医院ごとの総額と症例数を確認しましょう。認定医・専門医は日本矯正歯科学会のサイト(https://www.jos.gr.jp/)で検索できます。
出典: 認定医・専門医・指導医の検索(日本矯正歯科学会)

まとめ|違いを理解したら、信頼できる医院で相談を

インビザラインと他のマウスピース矯正は、対立する選択肢ではありません。インビザラインは装置メーカーの一つであり、マウスピース矯正はその治療法の総称です。

適応できるかどうかは、歯の移動量の多さが一つの目安になります。小児や骨格的な問題には適さないとされ、可否は歯科医師の診断で決まります。
出典: マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(日本矯正歯科学会)

費用は自由診療で全額自己負担です。公表された総額だけでなく、精密検査料・リテーナー代・追加費用の有無を必ず確認しましょう。
出典: 矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは(日本矯正歯科学会)

メーカー型は全国一律価格がなく、費用も担当医の実績も医院ごとに異なります。認定医・専門医は日本矯正歯科学会のサイトで検索できるので、医院選びの出発点にするとよいでしょう。
出典: 認定医・専門医・指導医の検索(日本矯正歯科学会)

違いを理解したら、次は信頼できる医院で相談する段階です。自分の症例と予算に合うかを、無料カウンセリングで確かめてみてください。

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