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マウスピース矯正の値段総額に含まれない費用は?【2026年最新】

※本記事にはPR(広告)が含まれます。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用して収益を得ている場合があります。

梶 敬太

監修2026年8月 監修

梶 敬太

歯科医師/矯正アドバイザー

医療法人社団 新心会

2011年愛知学院大学歯学部卒業、2012年愛知学院大学附属病院研修修了。2012年より愛知県内の矯正専門歯科医院にて小児矯正・ワイヤー矯正・マウスピース矯正を主任矯正医として担当。2016年〜2025年 医療法人スワン会 矯正指導医。2023年より医療法人社団 新心会 矯正アドバイザー。Tweed Foundation Course 修了。

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監修範囲:本記事のうち医学的な記述について監修を受けています。料金・掲載順位等の編集判断は当サイトによるものです。

冨田 和志

統括監修

冨田 和志

歯科医師/医療法人社団 新心会 理事長

明海大学歯学部卒業。明海大学病院、優歯科クリニック勤務、北上尾歯科の副院長を経て、2015年に新心会グループ最初のクリニックを開院。

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PR本記事にはプロモーションを含みます。掲載しているクリニックへのリンクの一部は広告リンクですが、掲載順・内容は編集部が独自に判断しています。

SNS広告で見かける「月々5,000円から」というマウスピース矯正の値段表示。その数字だけを見て気軽に始められそうだと感じたものの、いざ調べ始めると総額がいくらになるのか分からず、不安になってきた方も多いのではないでしょうか。

月額表示の多くは分割払いの1回分であり、手数料が別途かかります。さらに表示されている総額にも、精密検査料やリテーナー代が含まれていないケースがあります。

この記事では、部分矯正と全体矯正それぞれの相場から、ブランド別の総額レンジ、そして「総額に含まれる費用・含まれない費用」の境界線までを整理します。

あわせて、トータルフィー制と処置別支払い制の見分け方、医療費控除の考え方、値段を抑える方法も解説します。カウンセリングに進む前に、自分のケースで本当にいくらかかるのかを見積もる判断軸を持ち帰っていただける内容です。

なお、マウスピース矯正は公的医療保険の対象外の自由診療です。価格は同じブランドでも医院により異なる点を前提にお読みください。
出典: 公益社団法人 日本矯正歯科学会 矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは

項目おすすめスマイルモア矯正Zenyumウィ・スマイル矯正
画像
総額(最安)187,000円(税込)〜300,000円(税込)〜231,000円(税込)〜
精密検査料ー22,000円(税込)〜ー
初診・相談料無料無料無料
特徴
  • 前歯中心・最短3ヶ月
  • 最大84回払い・月5,400円から
  • 1回コース1,650円で試せる
詳細詳細を見る詳細を見る詳細を見る
  • 部分矯正の相場は約10万〜40万円、全体矯正は約30万〜100万円超
  • 広告の「月々◯円」は分割払いの月額で、手数料が別途発生
  • 総額に含まれにくい3費用は精密検査料・リテーナー代・追加アライナー代
  • 医療費控除は見た目改善目的だと対象外、最終判断は税務署へ
目次

マウスピース矯正の値段相場|部分矯正と全体矯正でいくら違う?

マウスピース矯正の値段は、治す範囲によって大きく変わります。前歯中心の部分矯正か、奥歯まで動かす全体矯正かで、総額のレンジはまったく異なるのです。

まず押さえておきたい核心が2つあります。1つは、広告の「月々◯円」は分割払いの月額であり、分割手数料が別途かかること。もう1つは、ブランドが示す総額に精密検査料やリテーナー代が乗る場合があることです。

マウスピース矯正の値段相場比較インフォグラフィック。2区分を横並びで表示。左:部分矯正(前歯中心・軽度)総額の目安 約10万〜40万円、対象=すきっ歯・軽度の前歯のガタつき、治療期間 約1〜7ヶ月。右:全体矯正(全顎・中度以上)総額の目安 約30万〜100万円超、対象=叢生・出っ歯・受け口・かみ合わせ、治療期間 約6ヶ月〜3年。いずれも自由診療・医院により変動と注記

以下の早見表で、全体像をつかんでください。価格はいずれも自由診療で、医院やプランにより変動します。

区分総額の目安(税込)主な対象症状治療期間の目安
部分矯正(前歯中心・軽度)約10万〜40万円すきっ歯・軽度の前歯のガタつき約1〜7ヶ月
全体矯正(全顎・中度以上)約30万〜100万円超叢生・出っ歯・受け口・かみ合わせ約6ヶ月〜3年

表の金額は主要ブランドの公式表示をもとにしたレンジです。同じブランドでも症例の重さや取扱医院によって総額は動きます。

部分矯正の相場(前歯中心・軽度)

部分矯正は、主に前歯の見た目を整える範囲に絞った治療です。動かす歯が少ないぶん、総額も期間も抑えやすくなります。

公式表示で見ると、キレイライン矯正は9.9万円から、スマイルモア矯正は187,000円からと、10万円台で始められるプランがあります。前歯の軽度な乱れが対象です。
出典: キレイライン矯正 公式サイト 料金
出典: スマイルモア矯正 公式サイト

ただし、安さだけで判断するのは禁物でしょう。枚数制や症状の程度によって、総額が想定より上がるケースがあるためです。

前歯だけを短期間で整えたい方には有力な選択肢です。一方で、奥歯のかみ合わせまで関わる症状は部分矯正の対象外になります。

全体矯正の相場(全顎・中度以上)

全体矯正は、奥歯を含めた歯列全体を動かす治療です。対応する症状の幅が広く、そのぶん総額は高くなります。

公式表示のレンジでは、レオン矯正のインビザラインフルが80万円から最大120万円、ウィ・スマイル矯正が最大880,000円と、症例によっては100万円を超えることもあります。
出典: レオン矯正 公式サイト
出典: ウィ・スマイル矯正 公式サイト

中度以上の叢生や出っ歯、かみ合わせのズレなどが対象です。治療期間も半年から数年に及ぶことがあります。

費用の幅が大きいのは、症状の重さで必要なマウスピースの枚数や処置が変わるからです。カウンセリングで自分の症例の見積もりを取ることが、総額を把握する第一歩になります。

「月々◯円」と総額の違い|分割手数料は別途かかる

広告で目を引く「月々5,400円〜」といった表示は、総額ではありません。デンタルローンやカード分割を使ったときの、1回あたりの支払額です。

たとえばZenyumは最大84回払いで月5,400円からと公式に案内しています。この月額に支払回数を掛けても、そのまま総額にはなりません。
出典: Zenyum 公式サイト

理由は、分割払いには金利・手数料が上乗せされるためです。金利分が加わるぶん、総支払額は一括の総額を上回ります。
出典: 国税庁 No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例

さらに、分割の手数料率は利用するローン会社や信用審査の結果によって変わります。同じ回数でも人によって総支払額が違ってくるのです。

注意

月額だけで「これなら払える」と判断する前に、総額と支払回数、手数料の有無をセットで確認するとよいでしょう。

月額換算は意思決定を助けますが、総支払額を見誤る落とし穴にもなります。

ブランド別の値段を一覧比較|総額に含まれる費用・含まれない費用

ブランドごとに価格体系が違うため、横並びで比べるには統一した物差しが必要です。ここでは全国一律価格を公開しているブランド型を中心に、総額レンジと追加費用の扱いを整理します。

マウスピース矯正はすべて自由診療で、同じブランドでも提携医院により価格が異なる点を前提にご覧ください。

ブランド総額レンジ(税込)精密検査料リテーナー代分割の月額例
Zenyum300,000〜630,000円22,000円(別途)ー月5,400円〜(最大84回)
キレイライン矯正99,000〜539,000円ーーデンタルローン等
湘南美容クリニック303,000〜528,000円ーー月々3,200円〜
マウスピース矯正ローコスト176,000〜660,000円クリニックにより異なる1セット無料(ミニ除く)
再製作22,000円
月4,888円〜(最大36回)
ウィ・スマイル矯正231,000〜880,000円ーー月3,000円〜
レオン矯正300,000〜1,200,000円ーーー
スマイルモア矯正187,000〜429,000円ーー月約3,000円〜
Oh my teeth330,000〜880,000円0円ー月々3,500円前後〜
hanaravi330,000〜660,000円0円0円月3,600円〜
DPEARL308,000〜693,000円初診料3,300円0円ー

表の「ー」は公式サイトに記載がない項目です。推測で数値を補わず空欄にしています。金額・プランは2026年10月9日時点の情報のため、最新は各公式サイトでご確認ください。

同じ「総額」でも、検査料やリテーナー代を含むかどうかはブランドで異なります。数字の大小だけでなく、込み/別の線引きを見ることが公平な比較につながります。

総額に含まれない3つの費用(精密検査料・リテーナー代・追加アライナー代)

提示額より実際に高くついた、という声の多くは、総額の外にある費用が原因です。警戒すべきは次の3つになります。

1つ目は精密検査料です。治療前のレントゲンや歯型スキャンにかかる費用で、Zenyumは22,000円が別途と公式に案内しています。一方でOh my teethやhanaraviは0円としています。
出典: Zenyum 公式サイト
出典: Oh my teeth 公式サイト 料金
出典: hanaravi 公式サイト 料金

2つ目はリテーナー代です。治療後の後戻りを防ぐ保定装置の費用で、プラン総額とは別に設定されることがあります。マウスピース矯正ローコストは再製作が上下セット22,000円です。
出典: マウスピース矯正ローコスト 公式サイト

3つ目が追加アライナー代でしょう。計画どおりに歯が動かず、作り直しが必要になったときの費用です。保証で無料になるブランドもあれば、実費になる場合もあります。

Oh my teethはBasic・Pro・インビザラインで条件つきの再矯正1回を無償としています。1日20時間以上の装着が条件で、Liteプランは対象外です。
出典: Oh my teeth 公式サイト

注意

総額だけを見比べても、実際の支払総額は見えてきません。

見積もりを取るときは、この3費用が込みか別かを必ず確認するとよいでしょう。

トータルフィー制と処置別支払い制の見分け方

支払い方式には大きく2つのタイプがあります。契約前に、自分が検討している医院がどちらかを見極めることが大切です。

1つはトータルフィー制です。調整料や処置料を含めた定額で、追加費用が発生しにくい方式を指します。ウィ・スマイル矯正は調整料が治療費に含まれ0円と案内しています。
出典: ウィ・スマイル矯正 公式サイト

もう1つが処置別支払い制です。通院のたびに調整料を支払う方式で、治療が長引くほど総額が読みにくくなります。

見分けるポイントは、見積書に「調整料」「処置料」が別建てで並んでいるかどうかです。別項目になっていれば処置別支払い制の可能性があります。

マウスピース矯正ローコストの専門クリニック(新宿・池袋)は、プラン料金に3Dシミュレーション作成代・保定装置代・処置料を含み追加料金なしとしています。こうした「含む範囲」の明示は、総額を読むうえで重要な手がかりです。
出典: マウスピース矯正ローコスト 公式サイト

値段で選ぶ前に確認したいクリニックの選び方

安さだけで選んで後悔するパターンには、共通点があります。症状に合わなかった、追加費用がかさんだ、通院が続かなかった——この3つです。

値段の数字に飛びつく前に、次の3つの観点で候補を絞り込むと、結果的に総支払額を抑えやすくなります。

なお本記事は特定のクリニックが運営するものではなく、独立した立場で各院の情報を整理・比較しています。

総額に含まれる項目を事前開示しているか

信頼できる医院は、総額に何が含まれ、何が別料金かを契約前に示します。逆に内訳の説明が曖昧な場合は注意が必要でしょう。

精密検査料・リテーナー代・調整料が込みか別か。この3点を質問したときに、明確に答えられるかどうかが判断材料になります。

公式サイトで「追加料金なし」「処置料を含む」と明示しているブランドは、費用の見通しを立てやすいといえます。

自分の症状(部分/全体)に対応しているか

部分矯正向けのプランで契約したあとに、全体矯正が必要と判明すると、総額は大きく変わります。先に適応範囲を確認しておくことが肝心です。

たとえばスマイルモア矯正は主に前歯6本が対象です。奥歯のかみ合わせまで整えたい場合は、対応範囲の広いブランドを検討する必要があります。
出典: スマイルモア矯正 公式サイト

自分の歯並びがどの範囲の治療を要するかは、歯科医師の診断で決まります。カウンセリングで症状と適応を確認してから、プランを選ぶとよいでしょう。

追加費用が発生する条件を説明しているか

後戻りや計画変更で追加アライナーが必要になる条件を、事前に説明してくれるかも見るべきポイントです。

保証制度があるブランドでも、適用には条件があります。マウスピース矯正ローコストのあんしん補償制度は、ライト・スタンダード・プロプランが対象で、歯科医師の判断が条件です。
出典: マウスピース矯正ローコスト 公式サイト

「どんなときに、いくら追加でかかるのか」を具体的に答えられる医院は、契約後のトラブルが起きにくいでしょう。保証の範囲と条件をセットで確認してください。

マウスピース矯正ブランドおすすめ10選|値段と特徴を比較

項目Zenyumキレイライン矯正湘南美容クリニックマウスピース矯正ローコストウィ・スマイル矯正レオン矯正スマイルモア矯正Oh my teethhanaraviDPEARL
総額(税込)300,000円〜630,000円(税込)99,000円〜539,000円(税込)303,000円〜528,000円(税込)176,000円〜660,000円(税込)231,000円〜880,000円(税込)300,000円〜1,200,000円(税込)187,000円〜429,000円(税込)330,000円〜880,000円(税込)330,000円〜660,000円(税込)308,000円〜693,000円(税込)
精密検査料22,000円(税込)〜ーークリニックにより異なるーーー無料無料ー
初診・相談料無料ーー無料〜(クリニックにより異なる)無料無料無料無料無料3,300円(税込)〜
リテーナー代ーーー22,000円(税込)〜ーーーー無料無料
治療期間ゼニュムクリア 約4ヶ月/クリア・プラス 約7ヶ月/クリア・プラス+ 約10ヶ月約2〜12ヶ月(症例による)クリアコレクトMINI・インビザラインGO 約4〜6ヶ月/インビザラインモデレート 約8〜10ヶ月ミニ 約1ヶ月/ライト 約2ヶ月/スタンダード 約4ヶ月/プロ 約6ヶ月(シミュレーション確認後 最短2週間で開始)3〜11ヶ月(平均動的期間・個人差あり)インビザラインライト 半年〜1年/インビザラインフル 1.5〜3年最短3ヶ月(個人差あり)Lite 約2ヶ月/Basic 平均3ヶ月(最長約6ヶ月)/Pro 平均6ヶ月(最長約12ヶ月)/インビザライン 2〜3年(いずれも保定期間を除く)Basic 5〜7ヶ月/Medium 7〜10ヶ月/Pro 8〜18ヶ月SHORT 平均3ヶ月/STANDARD 平均6ヶ月/LONG 平均9ヶ月/HYBRID 平均12ヶ月
通院頻度提携院で精密検査、専用アプリで装着状況と進捗を管理提携クリニックで対面診療開始直後は1ヶ月に1回、それ以降は2〜3ヶ月に1回程度LINEで日常管理し、定期的な通院で対面チェックーーー矯正開始後の通院は原則不要(初回診断と矯正前後の処置は来院)2週間ごとに経過写真を確認し通院回数を削減(処置が必要な場合は来院)原則月1回の対面メンテナンス
対応症例クリア=軽中度(上下最大20本・最大15枚)/クリア・プラス=重度(上下すべての歯・最大25枚)/クリア・プラス+=複雑症例(セット数無制限)。抜歯や固定器具を併用するウルトラは料金非公表すきっ歯・出っ歯・ガタガタな歯など(症状が強い場合は適応外の注記あり)すきっ歯(空隙歯列弓)・出っ歯(上顎前突)・八重歯・深いかみ合わせ・中心のずれ・受け口・ガタガタした歯並び(叢生)・交叉咬合。適応外=重度の不正咬合、顎の骨格の問題、歯周病、インプラントが多い場合、永久歯が未完成な子ども・埋伏歯軽度〜重度の乱れまで対応(すきっ歯・出っ歯は最短1ヶ月のミニプラン、他社で断られたガタガタな歯並びも相談可)。拡大装置(拡大床)は使用しない叢生・出っ歯・受け口・口元突出など。部分矯正から全体矯正まで対応ー主に前歯6本が対象(下の歯も矯正可能)叢生・上顎前突・空隙歯列弓・八重歯・受け口・開咬・中心ズレ・過蓋咬合(症状が強い場合は適応外)ガタガタ・出っ歯・すきっ歯・開咬・中心ズレ・受け口・過蓋咬合(外科手術が必要な症例は対応不可)出っ歯・ガタガタ・すきっ歯・ねじれ・受け口・過蓋咬合・開咬・交叉咬合・矯正後の後戻り
保証ーーーあんしん補償制度(治療計画どおりに進まなかった場合、シミュレーションとマウスピース製作を無料で1回提供。ライト・スタンダード・プロプランのみ、歯科医師の判断が条件)。矯正終了後のリテーナーはミニプランを除くプランで1セット無料、再製作は上下セット22,000円・片顎11,000円(税込)ー契約から5年以内は何度印象を採り直しても無料でマウスピースを再作製(5年保証)。見積もり以上の金額は請求しないーBasic・Pro・インビザラインは治療終了後の再矯正1回が条件付きで無償(1日20時間以上の装着が条件。Liteプランは対象外)ーシミュレーション通りに歯が動かないと判断された場合、契約内容に基づき返金対応
支払い方法最大84回払い(月5,400円〜)デンタルローン・クレジットカード・現金/振込(18歳以上、高校生を除く。詳細は提携クリニックにより異なる)分割払い(クリアコレクトMINIは初回5,417円・月々3,200円〜)カード分割払い・デンタルローン(100回払い。手数料除く)/ローコストPay(分割最大36回・金利手数料0円、月々4,888円〜)分割払い(8回・12回コース 月額3,000円〜、18回 4,310円〜、24回 5,500円〜。分割手数料は別途)ーデンタルローン(軽度 月々約3,000円〜/中度 約4,400円〜/重度 約5,700円〜)デンタルローン(2〜120回)・クレジットカード・銀行振込一括・月額分割・クレジットカード分割・デンタルローン(月々3,600円〜/年利2.5%91回の場合)ー

ここからは、全国一律価格やプランを公開しているブランド型10社を紹介します。掲載順は当サイトの紹介順で、優劣を評価したものではありません。

各社とも初回に歯科医師の検査・診断を受ける仕組みです。価格は自由診療で医院により異なるため、総額は必ずカウンセリングで確認してください。

スマイルモア矯正|前歯中心・最短3ヶ月

スマイルモア矯正公式サイト
提供形態ブランド(全国の提携歯科医院で診療)
矯正費用(総額)187,000円〜429,000円(税込)
料金の内訳軽度 18.7万円/中度 33万円/重度 42.9万円(いずれも税込)
治療期間の目安最短3ヶ月(個人差あり)
対応症例主に前歯6本が対象(下の歯も矯正可能)
実績予約者数10,000人以上
初回カウンセリング0円
分割払いデンタルローン(軽度 月々約3,000円〜/中度 約4,400円〜/重度 約5,700円〜)
  • 初回カウンセリングが0円で、軽度なら総額18.7万円(税込)から始められる
  • 最短3ヶ月で治療が終わるプランがある
  • 主に前歯6本が対象のため、奥歯を含む全体矯正には向かない

スマイルモア矯正は、前歯を中心に短期間で整えたい方に向いたブランドです。主に前歯6本が対象で、下の歯も矯正できます。

最短3ヶ月で、総額レンジは187,000〜429,000円。前歯中心のため、全体矯正と比べて総額を抑えやすい構成です。

支払いはデンタルローンで、軽度なら月々約3,000円から選べます。予約者数は10,000人以上です。

全国29都道府県・214院と展開が広く、予約の取りやすさや説明の丁寧さに関する声も見られます。前歯の軽度な乱れが気になる方は、適応かどうかを確認するとよいでしょう。

Zenyum|最大84回払い・月5,400円から

Zenyum公式サイト
提供形態ブランド
矯正費用(総額)300,000円〜630,000円(税込)
料金の内訳ゼニュムクリア30万円/クリア・プラス54.5万円/クリア・プラス+63万円。別途、精密検査費2.2〜3.3万円をクリニックへ支払う
治療期間の目安クリア約4ヶ月/プラス約7ヶ月/プラス+約10ヶ月
通院・経過確認提携院で検査、アプリで経過確認(アライナー交換は10日ごと)
対応症例すきっ歯・叢生・クロスバイト・出っ歯・オープンバイトなど(上位プランほど対応範囲が広い)
分割払い最大84回払い(月5,400円〜)
  • ゼニュムクリア30万円(税込)から、症例に応じてプラス・プラス+の3プラン
  • 提携院で精密検査を受け、専用アプリで装着状況と進捗を管理できる
  • 総額とは別に精密検査費2.2〜3.3万円をクリニックへ支払う

Zenyumは、月額ベースで判断したい方に向いたブランドです。最大84回払いで月5,400円からという分割条件を公式に示しています。

総額を一括で用意しにくい方でも、月々の負担から検討しやすいのが特長でしょう。総額レンジは300,000〜630,000円です。

ただし、この総額とは別に精密検査費が22,000円かかる点は押さえておきたいところです。月額だけを見ると、実際の支払総額を低く見積もってしまいます。

プランはゼニュムクリア(約4ヶ月)からクリア・プラス+(約10ヶ月)まであり、症状の程度で選べます。無料オンライン診断は約2分で、全国25院の提携院で精密検査を受けられます。

ウィ・スマイル矯正|1回コース1,650円で試せる

ウィ・スマイル矯正公式サイト
提供形態ブランド(全国100院以上の提携歯科医院で診療)
矯正費用(総額)231,000円〜880,000円(税込)
料金の内訳8回23.1万円/12回35.2万円/18回51.7万円/24回66万円/30回88万円(1回コース1,650円のお試しあり)
治療期間の目安3〜11ヶ月(平均動的期間・個人差あり)
通院・経過確認提携歯科医院で対面診療
対応症例叢生・出っ歯・受け口・口元突出など。部分矯正から全体矯正まで対応
初診料・調整料いずれも0円(調整料は治療費に含む)
分割払い8回・12回コース 月額3,000円〜/18回 4,310円〜/24回 5,500円〜(分割手数料は別途)
  • 初診料0円・調整料0円で、表示されたコース料金以外の追加費用が発生しにくい
  • 部分矯正から全体矯正まで回数コースで選べ、1回コース1,650円から試せる
  • 提携院ごとに担当する歯科医師が変わるため、通う医院は事前に確認したい

ウィ・スマイル矯正は、まず試してから判断したい方に向いています。1回コース1,650円(税込)で始められる手軽さが特長です。

調整料は治療費に含まれ0円のため、通院のたびの追加負担を気にせず進められます。総額レンジは231,000〜880,000円です。

対応症状は叢生・出っ歯・受け口・口元突出などで、部分矯正から全体矯正まで幅広く対応します。平均の動的期間は3〜11ヶ月です。

分割は8回・12回コースで月額3,000円から選べます。全国23都道府県・105院を展開し、東京を中心に幅広いエリアで通院できます。

キレイライン矯正|12枚9.9万円から始められる

キレイライン矯正公式サイト
提供形態ブランド
矯正費用(総額)99,000円〜539,000円(税込)
料金の内訳20枚9.9万円/52枚24.2万円/160枚42.9万円/枚数無制限53.9万円(参考価格・クリニックにより異なる)
治療期間の目安約2〜12ヶ月(症例による)
通院・経過確認提携クリニックで対面診療
対応症例すきっ歯・出っ歯・ガタガタな歯など(症状が強い場合は適応外の注記あり)
  • 20枚9.9万円から始められ、矯正の初期費用を抑えやすい
  • 提携クリニックで歯科医師の対面診療を受けられる
  • 枚数無制限プランは53.9万円。症例により総額が変わる点は要確認

キレイライン矯正は、高額な矯正に踏み出せずにいた方にとって入りやすい価格設定です。参考価格は9.9万円からで、初期のハードルが低く設定されています。

前歯だけをまず整えたい、予算を抑えたいという方に機能する選択肢でしょう。累計実績は公式表記で12万人です。

注意したいのは枚数制という点です。症例によって必要な枚数が増え、総額が最大539,000円まで上がることがあります。

全国39都道府県の提携クリニックで対面診療を受けられます。安さだけに目を向けず、自分の症状で何枚必要かを確認したうえで判断するとよいでしょう。

湘南美容クリニック|クリアコレクト・インビザライン対応

湘南美容クリニック公式サイト
提供形態美容クリニック(全国のSBC歯科・矯正歯科で提供)
矯正費用(総額)303,000円〜528,000円(税込)
料金の内訳クリアコレクトMINI 30.3万円/インビザラインGO 35.55万円/インビザラインモデレート 52.8万円(いずれも通常価格)
治療期間の目安クリアコレクトMINI・インビザラインGO 約4〜6ヶ月/インビザラインモデレート 約8〜10ヶ月
通院・経過確認開始直後は1ヶ月に1回、それ以降は2〜3ヶ月に1回程度
取扱装置クリアコレクト/インビザライン
分割払いクリアコレクトMINIは初回5,417円・月々3,200円〜
キャンペーンモニター価格あり(MINI 28.8万円/GO 33.55万円/モデレート 49.8万円)
  • 全国展開のSBCグループで、マウスピース矯正を30.3万円(税込)から受けられる
  • クリアコレクトとインビザラインの2種類を症例に応じて選べる
  • モニター価格が用意されている一方、取扱プランは院ごとに異なる

湘南美容クリニックは、クリアコレクトとインビザラインの両方に対応するブランドです。総額レンジは303,000〜528,000円となっています。

プランはクリアコレクトMINI・インビザラインGO(約4〜6ヶ月)から、インビザラインモデレート(約8〜10ヶ月)まで用意されています。

モニター価格があり、クリアコレクトMINIは288,000円、インビザラインモデレートは498,000円で案内されています。分割ではクリアコレクトMINIが初回5,417円・月々3,200円からです。

通院は開始直後が月1回、その後は2〜3ヶ月に1回程度です。東京・神奈川・大阪・福岡など全国10院で、料金の明快さや会計のスムーズさに関する声も見られます。

マウスピース矯正ローコスト|あんしん補償制度つき

マウスピース矯正ローコスト公式サイト
提供形態ブランド(全国24都道府県の提携歯科クリニックで診療。新宿・池袋には直営の専門クリニック)
矯正費用(総額)176,000円〜660,000円(税込)
料金の内訳ミニプラン17.6万円/ライトプラン33万円/スタンダードプラン55万円/プロプラン66万円(いずれも税込)
治療期間の目安ミニ 約1ヶ月/ライト 約2ヶ月/スタンダード 約4ヶ月/プロ 約6ヶ月。シミュレーション確認後 最短2週間で開始
初回検診料無料〜(クリニックによっては発生する場合あり)
処置料・調整料クリニックによって異なる(専門クリニックはプラン料金に含む)
リテーナーミニプランを除くプランは1セット無料。矯正終了後の製作・再製作は上下セット22,000円/片顎11,000円(税込)
通院・経過確認LINEで日常管理し、定期的な通院で対面チェック
対応症例軽度〜重度の乱れまで対応。拡大装置(拡大床)は使用しない
保証あんしん補償制度(治療計画どおりに進まなかった場合、シミュレーションとマウスピース製作を無料で1回提供。ライト・スタンダード・プロプランのみ、歯科医師の判断が条件)
分割払いカード分割払い・デンタルローン(100回払い・手数料除く)でミニ月々1,760円〜/ライト3,300円〜/スタンダード5,500円〜/プロ6,600円〜。ローコストPay(最大36回・金利手数料0円)は月々4,888円〜
診療体制監修医3名が製造工程まで監修。国内自社工場でマウスピースを製造
  • プラン料金は17.6万円〜66万円(税込)で、平均治療期間は約1〜6ヶ月
  • 全国24都道府県の提携歯科クリニックで受けられ、新宿・池袋には直営の専門クリニックがある
  • 専門クリニックはプラン料金に検査・保定装置・処置料を含むが、提携クリニックは初回検診料や処置料が別途かかる場合がある

マウスピース矯正ローコストは、計画どおりに進まなかったときの補償を備えたブランドです。総額レンジは176,000〜660,000円と幅があります。

あんしん補償制度は、治療計画どおりに進まなかった場合にシミュレーションとマウスピース製作を無料で1回提供する仕組みです。ライト・スタンダード・プロプランが対象で、歯科医師の判断が条件となります。

専門クリニック(新宿・池袋)では、プラン料金に3Dシミュレーション作成代・保定装置代・処置料を含み追加料金なしとしています。費用の見通しを立てやすい点が特長です。

プランはミニ(約1ヶ月)からプロ(約6ヶ月)まで。支払いはローコストPayで分割最大36回・金利手数料0円、月々4,888円からも選べます。LINEで日常管理し、定期的に通院して対面チェックを受けます。

レオン矯正|見積もり以上は請求しない5年保証

レオン矯正公式サイト
提供形態矯正歯科グループ(全国80院以上の提携院で診療)
矯正費用(総額)約30万円〜約120万円(公式サイトに税表記なし)
料金の内訳インビザラインライト 約30万〜60万円/インビザラインフル 約80万〜120万円/インビザラインファースト(6〜10歳)約30万〜80万円
治療期間の目安インビザラインライト 半年〜1年/インビザラインフル 1.5〜3年
取扱装置インビザライン
実績症例実績400症例以上・累計患者数1,500名
保証契約から5年以内は何度印象を採り直しても無料でマウスピースを再作製。見積もり以上の金額は請求しない
初診相談無料
  • 契約から5年以内なら何度でも無料でマウスピースを作り直せる5年保証がある
  • 全国28都道府県・80院以上の提携院から通う医院を選べる
  • インビザライン専門のため、他ブランドとの比較検討はできない

レオン矯正は、見積もり以上の金額を請求しないと明示しているブランドです。費用が膨らむ不安を抑えたい方の判断材料になります。

契約から5年以内は、何度印象を採り直しても無料でマウスピースを再作製する5年保証を設けています。追加アライナー代を心配する方に心強い条件でしょう。

装置はインビザラインを使用し、総額レンジは300,000〜1,200,000円です。インビザラインライトは半年〜1年、フルは1.5〜3年が目安となります。

症例実績は400症例以上、累計患者数1,500名。全国28都道府県で、部分矯正から全顎まで対応します。

Oh my teeth|矯正開始後の通院が原則不要

Oh my teeth公式サイト
提供形態ブランド
矯正費用(総額)330,000円〜880,000円(税込)
料金の内訳Basic 33万円(前歯12本)/Pro 66万円(前歯24本)/インビザライン フル 88万円(全顎)
治療期間の目安Basic 4ヶ月/Pro 6ヶ月(公式サイト掲載の症例における治療期間・保定期間を除く)
通院・経過確認矯正開始後の通院は原則不要(初回診断と矯正前後の処置は来院)
対応症例叢生・上顎前突・空隙歯列弓・八重歯・受け口・開咬・中心ズレ・過蓋咬合(症状が強い場合は適応外)
カウンセリングあり(初診料・カウンセリング・検査すべて無料)
分割払い医療ローン・クレジットカード・銀行振込
  • 矯正開始後の通院は原則不要(初回診断と矯正前後の処置は来院)
  • Basicプランは4ヶ月・Proプランは6ヶ月(公式掲載の症例/保定期間を除く)
  • 初診料・カウンセリング・検査がすべて無料

Oh my teethは、通院負担を抑えたい方に向いたブランドです。矯正開始後の通院は原則不要で、仕事や育児で定期通院が難しい方に機能します。

初回診断と矯正前後の処置では来院が必要ですが、それ以外はアプリ管理で進みます。精密検査を含む診断が0円である点も、踏み出しやすさにつながります。

総額レンジは330,000〜880,000円。プランはLite(約2ヶ月)、Basic(平均3ヶ月)、Pro(平均6ヶ月)などがあり、保定期間は別途です。

Basic・Pro・インビザラインは、1日20時間以上の装着を条件に再矯正1回が条件つきで無償です。全国13院で、料金の分かりやすさや説明の丁寧さに関する声が見られます。

hanaravi|症状別に選べる3プラン

hanaravi公式サイト
提供形態ブランド
矯正費用(総額)330,000円〜660,000円(税込)
料金の内訳Basic 30万円/Medium 45万円/Pro 60万円(いずれも公式は税抜表示。左記は税込換算)
治療期間の目安Basic 5〜7ヶ月/Medium 7〜10ヶ月/Pro 8〜18ヶ月
通院・経過確認2週間ごとに経過写真を確認し通院回数を削減(処置が必要な場合は来院)
対応症例ガタガタ・出っ歯・すきっ歯・開咬・中心ズレ・受け口・過蓋咬合(外科手術が必要な症例は対応不可)
カウンセリングあり(初回の無料相談・検査)
分割払い月額・クレジットカード分割・デンタルローン(月々3,600円〜)
  • 症状に応じてBasic/Medium/Proの3プランから選べる
  • プランごとに治療期間を明示(Basic 5〜7ヶ月/Pro 8〜18ヶ月)
  • 2週間ごとの写真確認で通院回数を抑えられる

hanaraviは、自分の症状でどれくらいかかるか事前に見積もりたい方に向いています。Basic・Medium・Proの3プランが症状の程度に対応しています。

各プランの期間が明示されているのも特長でしょう。Basicは5〜7ヶ月、Mediumは7〜10ヶ月、Proは8〜18ヶ月です。

総額レンジは330,000〜660,000円。精密検査料・リテーナー代ともに0円で、総額の外にかかる費用を抑えやすい構成です。

2週間ごとに経過写真を確認し通院回数を減らす運用です。分割はデンタルローンで月々3,600円から。中度以上の歯並びの方も、プランから期間と費用の目安を立てられます。

DPEARL|月1回の対面メンテナンスと返金対応

DPEARL公式サイト
提供形態ブランド
矯正費用(総額)308,000円〜693,000円(税込)
料金の内訳SHORT 30.8万円/STANDARD 42.9万円/LONG 55.44万円/HYBRID 69.3万円。初診料3,300円が別途必要
治療期間の目安SHORT 平均3ヶ月/STANDARD 平均6ヶ月/LONG 平均9ヶ月/HYBRID 平均12ヶ月
通院・経過確認原則月1回の対面メンテナンス
対応症例出っ歯・ガタガタ・すきっ歯・ねじれ・受け口・過蓋咬合・開咬・交叉咬合・矯正後の後戻り
カウンセリングあり
返金対応シミュレーション通りに歯が動かないと判断された場合、契約内容に基づき返金対応
  • 原則月1回の対面メンテナンスを受けながら進められる
  • シミュレーション通りに歯が動かない場合の返金対応を公式に明記
  • 治療期間別に4プラン(SHORT 平均3ヶ月〜HYBRID 平均12ヶ月)

DPEARLは、オンライン完結に不安がある方に向いたブランドです。原則月1回の対面メンテナンスを公式に明示しています。

加えて、シミュレーション通りに歯が動かないと判断された場合には、契約内容に基づき返金対応すると公開しています。返金条件を明示するブランドは多くありません。

総額レンジは308,000〜693,000円。プランはSHORT(平均3ヶ月)からHYBRID(平均12ヶ月)まで、症状に応じて選べます。リテーナー代は0円です。

初診料は3,300円が別途かかります。対面で診てもらいたい、想定通りに動かなかったときの保証を重視したい方の判断材料になるでしょう。

自分の歯並びは適応?マウスピース矯正でできる症例・できない症例

費用やブランドを比べたあとに、契約してから「適応外でした」と言われるのは避けたいところです。先に適応の範囲を知っておきましょう。

日本矯正歯科学会のポジションステートメント(2022年第二版)は、マウスピース型矯正装置の適応を歯の移動量の少ない症例に限られると示しています。小児や骨格的な問題のある症例には適さないとされています。
出典: 公益社団法人 日本矯正歯科学会 マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(ポジションステートメント 第二版)

なお学会が問題視しているのは、歯科医師の診察を省く配送型です。本記事で紹介したブランドは、いずれも初回に歯科医師の検査・診断を受ける仕組みになっています。
出典: 公益社団法人 日本矯正歯科学会 マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(ポジションステートメント 第二版)

マウスピース矯正の適応症例の早見イラスト。上段「対応できる症例」(緑系):すきっ歯、軽度の出っ歯、前歯のガタつき、軽度〜中度の乱れ。下段「ワイヤー矯正・外科が必要になる症例」(赤系):重度の不正咬合、顎の骨格的なズレ、永久歯が生えそろっていない小児。中央に『最終判断は歯科医師の診断による』と注記

マウスピース矯正で対応できる症例

一般に、マウスピース矯正は軽度から中度の歯並びの乱れに向いています。すきっ歯、軽度の出っ歯、前歯のガタつきなどが代表例です。
出典: 公益社団法人 日本矯正歯科学会 マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(ポジションステートメント 第二版)

ブランドによっては、叢生・受け口・過蓋咬合・開咬・中心のズレまで対応するものもあります。ただし適応の最終判断は歯科医師の診断によります。

前歯中心の軽度なら部分矯正プランで足りることが多く、総額も抑えやすくなります。自分の症状がどこに当てはまるかは、検査を受けて確かめるとよいでしょう。

ワイヤー矯正や外科が必要になる症例

一方で、マウスピース矯正では対応しきれない症例もあります。歯の移動量が大きいケースや、骨格そのものに問題があるケースです。
出典: 公益社団法人 日本矯正歯科学会 マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(ポジションステートメント 第二版)

重度の不正咬合、顎の骨格的なズレ、永久歯が生えそろっていない小児などは適応外とされることがあります。こうした場合はワイヤー矯正や外科的な処置が検討されます。
出典: 公益社団法人 日本矯正歯科学会 マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(ポジションステートメント 第二版)

外科手術が必要な症例には対応できないと明記するブランドもあります。適応外と診断された場合は、無理にマウスピースを選ばず、適した治療法を相談してください。

部分矯正で足りるか・全体矯正が必要かの見分け方

部分矯正で済むか全体矯正が必要かは、気になる歯の範囲と、かみ合わせへの影響で変わります。総額に直結するため重要な分かれ目です。

前歯の見た目だけが気になり、奥歯のかみ合わせに問題がなければ、部分矯正で足りる可能性があります。総額は10万〜40万円台が目安です。

反対に、全体のかみ合わせや奥歯の位置まで整える必要がある場合は全体矯正になります。この判断は自己診断では難しく、歯科医師の精密検査が前提です。

装置メーカー型(インビザライン・クリアコレクト・アソアライナー)の選び方

ここまでのブランド型とは別に、装置そのものを提供するメーカー型があります。全国一律価格が存在せず、取扱医院によって費用が変わるのが特徴です。

価格では比較できないため、どこまで動かせるか・どの医院で扱うかという観点で見ていきます。

装置メーカー型3ブランドの比較チャート。インビザライン:製造=米国アライン・テクノロジー社、対応症例=部分矯正〜全顎・抜歯を伴う複雑症例まで最も広い、実績=世界2,000万人以上。クリアコレクト:製造=米国ストローマングループ、対応=複数パッケージから医院の診断で選択。アソアライナー:製造=アソインターナショナル(国産)、対応=前歯部分・矯正後の後戻りに特化、流通=国内15,000件・世界65カ国。共通注記『全国一律価格なし/費用・実績は取扱医院による』

インビザライン|対応症例が最も広い世界最大手

インビザライン公式サイト
提供形態メーカー(取扱医院で提供)
矯正費用(総額)取扱医院により異なる
料金の内訳全国一律価格なし(取扱医院により異なる)
通院・経過確認取扱歯科医院で検査・診断・定期診察
対応症例部分矯正から全顎・複雑症例まで(適応は医院の診断による)
実績世界2000万人以上が治療(公式サイト・2026-08-13確認)
  • 部分矯正から全顎・抜歯を伴う症例まで対応できる適応範囲の広さ
  • 世界2000万人以上が治療を受けた実績(公式サイト・2026-08-13確認)
  • 取扱歯科医院で検査・診断・定期診察を受けながら進められる

インビザラインは、米国のアライン・テクノロジー社が製造するマウスピース型矯正装置です。マウスピース矯正を調べる多くの読者が最初に目にするブランドでしょう。

対応症例の幅が広いのが最大の特徴です。前歯中心の部分矯正から、全顎矯正、抜歯を伴う複雑な症例まで対応できます。他ブランドが前歯中心や軽度〜中度に限られるなか、適応範囲が最も広いとされます。

公式サイトによると、世界で2,000万人以上が治療を受けた実績があります。装置としての症例の蓄積は、判断材料のひとつになるでしょう。
出典: インビザライン 公式サイト

取扱医院は、全国の歯科医院で検査・診断・定期診察を受ける形で探します。全国一律価格が存在しないため、総額も担当医の実績も医院ごとに変わります。医院ごとの総額と症例数を必ず確認してください。

信頼できる医院を探す際は、日本矯正歯科学会のサイト(https://www.jos.gr.jp/)で認定医・専門医を検索できます。次の行動として活用するとよいでしょう。

クリアコレクト|医院の診断でパッケージを選ぶ

クリアコレクト公式サイト
提供形態メーカー(取扱医院で提供)
矯正費用(総額)取扱医院により異なる
料金の内訳全国一律価格なし(取扱医院により異なる)
通院・経過確認取扱歯科医院が管理
対応症例複数のパッケージあり(適応は医院の診断による)
  • 症例に応じて複数のパッケージから選べる
  • 取扱歯科医院が検査・診断から治療経過の管理までを行う
  • 価格は取扱医院により異なるため、医院で総額を確認する必要がある

クリアコレクトは、米国のストローマングループが提供するマウスピース型矯正装置です。インビザラインと並ぶメーカー型の選択肢です。

複数のパッケージを持ち、症例に応じて選べる構造になっています。どのパッケージを使うかは取扱医院の診断で決まります。対応できる症例の幅も医院の判断によります。

こちらも全国一律価格は存在しません。同じ装置でも取扱医院によって費用も担当医の実績も変わるため、医院ごとの総額と症例数を確認してください。認定医・専門医は学会サイトで探せます。

アソアライナー|前歯・後戻りに特化

アソアライナー公式サイト
提供形態メーカー(取扱医院で提供)
矯正費用(総額)取扱医院により異なる
料金の内訳全国一律価格なし(取扱医院により異なる)
通院・経過確認取扱歯科医院で診療
対応症例前歯部分の歯列改善・矯正後の後戻りに特化
実績国内15,000件・世界65カ国に流通(公式)
  • 前歯部分の歯列改善と、矯正後の後戻りへの対応に特化
  • 国内15,000件・世界65カ国に流通(公式)
  • 全顎矯正には向かないため、適応かどうかを医院で確認する

アソアライナーは、アソインターナショナルが製造する国産のマウスピース型矯正装置です。用途が明確に絞られているのが特徴です。

対応するのは前歯部分の歯列改善と、矯正後の後戻りへの対応です。全顎矯正や抜歯を伴う難症例には向きません。目的が合えば、過剰な費用や期間を避けられる選択肢になります。公式によると国内15,000件・世界65カ国に流通しています。
出典: アソアライナー 公式サイト

取扱医院での診療が前提です。同じ装置でも取扱医院によって費用も担当医の実績も変わるため、医院ごとの総額と症例数を確認するとよいでしょう。

装置を扱う医院の探し方(認定医・専門医で絞る)

メーカー型は医院選びがそのまま結果を左右します。価格が一律でないぶん、担当医の実績が重要になるためです。

医院を絞り込むときは、日本矯正歯科学会のサイト(https://www.jos.gr.jp/)で認定医・専門医を検索する方法があります。複数医院で総額と症例数を比べてから決めるとよいでしょう。

値段を安く抑える方法と医療費控除

マウスピース矯正の総額を少しでも抑えたい方に向けて、現実的な方法を整理します。あわせて、条件を満たせば負担を軽くできる医療費控除も解説します。

モニター制度・キャンペーン・医院選びで抑える

総額を抑える方法のひとつが、モニター制度やキャンペーンの活用です。湘南美容クリニックはモニター価格を設けており、通常より抑えた金額で案内しています。
出典: 湘南美容クリニック(マウスピース矯正)公式サイト

ブランドによっては、無料診断や初回検診無料、追加マウスピース無料などの条件があります。ただし条件や期間は変わるため、申し込み前に最新情報を確認してください。

医院選びも総額を左右します。処置料や調整料を含むトータルフィー制の医院を選べば、通院のたびの追加費用を抑えやすくなります。

分割払い・デンタルローンの使い分けと手数料

一括での支払いが難しい場合は、分割払いやデンタルローンが選択肢になります。ただし手数料の扱いを理解しておくことが大切です。

分割払いやデンタルローンには、金利・手数料が上乗せされます。そのため総支払額は、一括の総額を上回ります。

マウスピース矯正ローコストのローコストPayは分割最大36回・金利手数料0円と案内しています。手数料0円の仕組みがあれば、総額を抑えられます。
出典: マウスピース矯正ローコスト 公式サイト

注意したいのは、デンタルローンの手数料率が信用審査の結果で変わる点です。同じ回数でも人によって総支払額が異なります。契約前に、総支払額と月額、手数料率をあわせて確認するとよいでしょう。

医療費控除の対象になるケース・ならないケース

矯正治療は、条件を満たせば医療費控除の対象になります。負担を実質的に軽くできる制度です。

国税庁のNo.1128によると、不正咬合など治療上必要と認められる矯正は対象です。一方で、容ぼうを美化する目的の矯正は対象外とされています。
出典: 国税庁 No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例

つまり、見た目だけを理由にした矯正は対象になりません。この線引きは、医師の診断内容によって判断されます。

デンタルローンを利用した場合は、立替払いをした年が対象です。ただし金利・手数料相当分は控除の対象外になります。
出典: 国税庁 No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例

還付される税額は収入などによって変わるため、金額の断定はできません。対象になるかどうかや試算は、最終的に税務署や税理士に確認してください。

契約前に知っておきたい後戻りと保定・注意点

治療が終われば完了、というわけではありません。矯正には後戻りがあり、それを防ぐ保定が欠かせないのです。費用面でも見落としやすいポイントになります。

ワイヤー矯正との違い(見た目・痛み・期間・費用)

マウスピース矯正とワイヤー矯正には、いくつかの違いがあります。値段以外の判断材料として整理しておきましょう。

項目マウスピース矯正ワイヤー矯正
見た目透明で目立ちにくい装置が見えやすい
取り外し食事・歯磨き時に外せる自分では外せない
適応範囲軽度〜中度が中心重度・難症例まで対応
通院頻度ブランドにより通院を抑えやすい定期的な調整が必要

マウスピースは目立ちにくく取り外せる一方、適応は軽度〜中度が中心です。重度の症例や幅広い対応が必要な場合は、ワイヤー矯正が向くこともあります。
出典: 公益社団法人 日本矯正歯科学会 マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(ポジションステートメント 第二版)

痛みの感じ方には個人差があります。どちらにもメリットと向き不向きがあるため、診断を受けて選ぶとよいでしょう。

治療後の後戻りと保定(リテーナー)の必要性

歯は、矯正が終わったあとに元の位置へ戻ろうとする性質があります。この後戻りを防ぐのが保定装置(リテーナー)です。

リテーナーを一定期間装着しないと、せっかく整えた歯並びが崩れることがあります。保定は治療の一部と考えておくとよいでしょう。

費用面で注意したいのは、リテーナー代がプラン総額の外になりやすい点です。hanaraviやDPEARLのように0円のブランドもあれば、再製作に費用がかかる場合もあります。契約前に保定の費用を確認してください。
出典: hanaravi 公式サイト 料金
出典: DPEARL 公式サイト

Zenyumが気になる方は、公式サイトで詳細を確認しましょう。

マウスピース矯正の値段に関するよくある質問

費用を調べる方から多い疑問に、ポイントを絞って回答します。

Q広告の「月々◯円」だけで総額は分かりますか?
A

分かりません。月額表示は分割払いの1回分であり、総額とは別物です。

分割には金利・手数料が加わるため、月額に回数を掛けても正確な総支払額にはなりません。総額・支払回数・手数料をセットで確認してください。

Q途中で追加アライナー代がかかるのはどんなとき?
A

計画どおりに歯が動かず、マウスピースの作り直しが必要になったときです。後戻りや計画変更が主な理由になります。

保証で無料になるブランドもありますが、装着時間などの条件があります。実費になる場合もあるため、適用条件を事前に確認するとよいでしょう。

Q精密検査料やリテーナー代は総額に含まれますか?
A

ブランドによって異なります。精密検査料はZenyumが22,000円別途、Oh my teethやhanaraviは0円です。
出典: Zenyum 公式サイト
出典: Oh my teeth 公式サイト 料金
出典: hanaravi 公式サイト 料金

リテーナー代もhanaravi・DPEARLは0円ですが、別料金のブランドもあります。込みか別かは見積もり時に必ず確認してください。
出典: hanaravi 公式サイト 料金
出典: DPEARL 公式サイト

Q通院先が閉院したら保証はどうなりますか?
A

保証の継続ルールはブランドや契約内容によって異なります。契約前に、閉院や倒産時の対応がどうなるかを確認しておくと安心です。

全国に提携院を持つブランドなら、別院での継続が可能な場合もあります。カウンセリングで具体的に質問しておくとよいでしょう。

Q転居したら転院はできますか?追加費用は?
A

全国展開のブランドであれば、提携院間での転院に対応できる場合があります。ただし可否や追加費用の有無は契約により異なります。

転居の可能性がある方は、転院対応と費用の扱いを事前に確認しておくことをおすすめします。

まとめ

マウスピース矯正の値段は、部分矯正か全体矯正かで大きく変わり、同じブランドでも医院により異なる自由診療です。
出典: 公益社団法人 日本矯正歯科学会 矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは

核心は3つあります。部分矯正は約10万〜40万円、全体矯正は約30万〜100万円超というレンジ。広告の「月々◯円」は分割払いの月額で手数料が別途かかること。そして精密検査料・リテーナー代・追加アライナー代は総額の外になりやすいことです。

ブランドの総額を比べるときは、数字の大小だけでなく、何が込みで何が別かという線引きを見てください。トータルフィー制か処置別支払い制かも、総額の読みやすさを左右します。

医療費控除は見た目だけの矯正では対象外となり、還付額は人により異なります。最終判断は税務署や税理士に確認しましょう。
出典: 国税庁 No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例

まずはカウンセリングで、自分の症例の総額と内訳を確認するところから始めるとよいでしょう。価格・プランは2026年10月9日時点の情報のため、最新は各公式サイトでご確認ください。

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Zenyum

Zenyum公式サイト
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