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マウスピース矯正で開咬は治る?対応5選【2026年最新】と適応の境界

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梶 敬太

監修2026年8月 監修

梶 敬太

歯科医師/矯正アドバイザー

医療法人社団 新心会

2011年愛知学院大学歯学部卒業、2012年愛知学院大学附属病院研修修了。2012年より愛知県内の矯正専門歯科医院にて小児矯正・ワイヤー矯正・マウスピース矯正を主任矯正医として担当。2016年〜2025年 医療法人スワン会 矯正指導医。2023年より医療法人社団 新心会 矯正アドバイザー。Tweed Foundation Course 修了。

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監修範囲:本記事のうち医学的な記述について監修を受けています。料金・掲載順位等の編集判断は当サイトによるものです。

冨田 和志

統括監修

冨田 和志

歯科医師/医療法人社団 新心会 理事長

明海大学歯学部卒業。明海大学病院、優歯科クリニック勤務、北上尾歯科の副院長を経て、2015年に新心会グループ最初のクリニックを開院。

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PR本記事にはプロモーションを含みます。掲載しているクリニックへのリンクの一部は広告リンクですが、掲載順・内容は編集部が独自に判断しています。

奥歯を噛み合わせても前歯が閉じない。麺類やパンを前歯で噛み切れず、滑舌も気になる——そんな状態は「開咬(オープンバイト)」と呼ばれます。マウスピース矯正で開咬を治せるのか、それとも最初からワイヤー矯正しか選択肢がないのか、判断がつかず迷っている方は少なくありません。

開咬の治療でまず知っておきたいのは、原因を取り除かないと矯正しても後戻りしやすいという前提です。舌で前歯を押す癖や口呼吸が残ったままでは、せっかく動かした歯がまた開いてしまいます。

そしてもう一つ大切なのが、適応の境界です。軽度〜中等度の歯性開咬には対応できることがある一方、骨格性の開咬はマウスピース矯正の適応外とされ、ワイヤー矯正や外科矯正の検討対象になります。
出典: マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(ポジションステートメント 第二版)/日本矯正歯科学会

この記事では、開咬に対応するブランドの費用・期間の早見表、選び方の視点、開咬の原因と適応の見極め方、舌癖トレーニング(MFT)の必要性、費用の内訳と医療費控除までを整理します。各ブランドの費用・治療内容・主なリスク・問い合わせ先(診療時間外の連絡先を含む)は、記事内の各ブランド紹介欄と公式サイトへのリンク・CTAから確認できます。カウンセリングに行く前の判断材料として役立ててください。

記事の要約
項目おすすめZenyumキレイライン矯正湘南美容クリニック
画像Zenyumキレイライン矯正湘南美容クリニック
総額(最安)300,000円(税込)〜99,000円(税込)〜303,000円(税込)〜
精密検査料22,000円(税込)〜ーー
初診・相談料無料ーー
特徴
  • ゼニュムクリア30万円(税込)から、症例に応じてプラス・プラス+の3プラン
  • 提携院で精密検査を受け、専用アプリで装着状況と進捗を管理できる
  • 総額とは別に精密検査費2.2〜3.3万円をクリニックへ支払う
  • 20枚9.9万円から始められ、矯正の初期費用を抑えやすい
  • 提携クリニックで歯科医師の対面診療を受けられる
  • 枚数無制限プランは53.9万円。症例により総額が変わる点は要確認
  • 全国展開のSBCグループで、マウスピース矯正を30.3万円(税込)から受けられる
  • クリアコレクトとインビザラインの2種類を症例に応じて選べる
  • モニター価格が用意されている一方、取扱プランは院ごとに異なる
詳細詳細を見る詳細を見る詳細を見る
  • 対応できるのは軽度〜中等度の歯性開咬。骨格性は適応外の可能性
  • 原因(舌癖・口呼吸)を除去しMFTを併用しないと後戻りしやすい
  • 開咬対応ブランド5社の費用レンジ・治療期間・対応可否を早見表で比較
  • 総額外の精密検査料・リテーナー代・追加装置費に注意し内訳を確認
目次

マウスピース矯正で開咬は治る?適応の境界を最初に整理

結論から言うと、開咬がマウスピース矯正で対応できるかどうかは「歯性か骨格性か」「重症度がどの程度か」で変わります。すべての開咬が治せるわけではありません。

開咬のマウスピース矯正 適応判定フロー図。分岐1『歯性か骨格性か』→歯性なら分岐2『軽度〜中等度か重度か』→軽度〜中等度の歯性開咬=マウスピース矯正で対応可、重度または骨格性=ワイヤー矯正・外科矯正の検討対象。あわせて『原因(舌癖・口呼吸)の除去とMFT併用が前提』の注記を下部に配置

対応が見込めるのは、軽度〜中等度の歯性開咬です。歯の傾きや位置のズレが原因で前歯が開いているケースでは、歯を動かす量が比較的少なく、マウスピースで対応できることがあります。

一方、あごの骨格そのものに原因がある骨格性の開咬は、マウスピース矯正の適応外とされる場合が多いです。この場合はワイヤー矯正や外科矯正が検討対象になります。

日本矯正歯科学会のポジションステートメント(2022年7月・第二版)でも、マウスピース型矯正装置の適応は歯の移動量の少ない症例に限られ、骨格的な問題や小児の症例には適さないとされています。
出典: マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(ポジションステートメント 第二版)/日本矯正歯科学会

さらに見落とせないのが、原因の除去です。開咬の背景には舌で前歯を押す癖や口呼吸があることが多く、これらを残したままでは矯正後に後戻りしやすくなります。

注意

この記事では「必ず治る」とは断定せず、適応の境界を正確にお伝えします。

つまり開咬治療は「装置で歯を動かす」だけでは完結しません。原因を取り除く舌癖トレーニング(MFT)と組み合わせて、はじめて安定を目指せる症例です。

開咬対応で選ぶ|費用と期間の早見表

まず、開咬への対応が見込めるブランドの費用レンジと治療期間を一覧で整理します。掲載順は当サイトの紹介順で、優劣を評価したものではありません。

マウスピース矯正は自由診療(保険適用外)であり、費用は全額自己負担です。実際の適応可否と総額は、歯科医師の診断によって決まります。
出典: 矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは/日本矯正歯科学会

ブランド費用レンジ(税込)治療期間の目安開咬・重度への対応
Zenyum300,000〜630,000円約4〜10ヶ月(プラン別)クリア・プラス+で複雑症例に対応
キレイライン矯正99,000〜539,000円約2〜12ヶ月症状が強い場合は適応外の注記あり
湘南美容クリニック303,000〜528,000円約4〜10ヶ月開咬を対応症例に明記
マウスピース矯正ローコスト176,000〜660,000円約1〜6ヶ月(プラン別)軽度〜重度の乱れまで対応
ウィ・スマイル矯正231,000〜880,000円3〜11ヶ月部分〜全体矯正に対応

ーは公式サイトに記載が無い項目です。推測で数値を補わず空欄にしています。表の費用はブランド表示の総額レンジで、精密検査料やリテーナー代など別途費用がかかる場合があります。

奥歯を沈める(圧下する)動きを伴う開咬では、治療期間が延びやすい傾向があります。上の期間はあくまで目安として捉えてください。

開咬に向いたマウスピース矯正の選び方|5つの視点

開咬は一般的な歯並びの乱れよりも、診断と治療計画の精度が結果を左右します。候補を絞るための5つの視点を整理します。

なお本記事は特定のクリニックが運営するものではなく、独立した立場で各院の情報を整理・比較しています。

歯性か骨格性かを見分ける診断体制があるか

開咬の適応可否は、歯性か骨格性かの見極めにかかっています。ここを正確に判定するには、レントゲンやセファロ分析などの精密検査が欠かせません。

初診カウンセリングの見た目だけで「対応できます」と即答するのではなく、精密検査を経て診断するクリニックを選ぶと安心でしょう。今回紹介するブランドはいずれも、初回に歯科医師の検査・診断を受ける仕組みです。

総額に含まれない追加費用の内訳が明確か

ブランド表示の総額には、精密検査料・リテーナー代・追加アライナー代などが含まれないことがあります。
出典: 総額に含まれない主な追加費用(各社公式サイト)

特に開咬では、奥歯を沈める補助装置が必要になる場合があり、その分の費用が後から発生することも。契約前に「総額に何が含まれ、何が別途か」を確認しておきましょう。

舌癖トレーニング(MFT)に対応しているか

開咬の多くは、舌で前歯を押す癖が原因の一つです。この癖を残したままでは、矯正後に後戻りしやすくなります。

舌癖トレーニング(MFT)に院内で対応できるか、あるいは指導を受けられる体制があるかは、開咬治療では重要な判断軸になります。

奥歯の圧下や補助装置に対応できるか

開咬を閉じるには、奥歯を沈める「圧下」という難しい動きが必要になることがあります。マウスピース単体では動かしにくく、アンカースクリューなどの補助装置を併用するケースもあります。

こうした難症例に対応できる技術・設備があるかは、対応範囲を左右します。重度の開咬ほど、この点の確認が欠かせません。

適応外だったときの代替治療の案内があるか

精密検査の結果、骨格性で適応外と判断されることもあります。その際にワイヤー矯正や外科矯正へスムーズに案内してくれるかどうかも見ておきたいポイントです。

マウスピース矯正だけに固執せず、症例に合った治療法を提案できる姿勢があるクリニックは、結果的に遠回りを避けられます。

開咬に対応するマウスピース矯正ブランド5選

項目Zenyumキレイライン矯正湘南美容クリニックマウスピース矯正ローコストウィ・スマイル矯正
総額(税込)300,000円〜630,000円(税込)99,000円〜539,000円(税込)303,000円〜528,000円(税込)176,000円〜660,000円(税込)231,000円〜880,000円(税込)
精密検査料22,000円(税込)〜ーークリニックにより異なるー
初診・相談料無料ーー無料〜(クリニックにより異なる)無料
リテーナー代ーーー22,000円(税込)〜ー
治療期間ゼニュムクリア 約4ヶ月/クリア・プラス 約7ヶ月/クリア・プラス+ 約10ヶ月約2〜12ヶ月(症例による)クリアコレクトMINI・インビザラインGO 約4〜6ヶ月/インビザラインモデレート 約8〜10ヶ月ミニ 約1ヶ月/ライト 約2ヶ月/スタンダード 約4ヶ月/プロ 約6ヶ月(シミュレーション確認後 最短2週間で開始)3〜11ヶ月(平均動的期間・個人差あり)
通院頻度提携院で精密検査、専用アプリで装着状況と進捗を管理提携クリニックで対面診療開始直後は1ヶ月に1回、それ以降は2〜3ヶ月に1回程度LINEで日常管理し、定期的な通院で対面チェックー
対応症例クリア=軽中度(上下最大20本)/プラス=重度(上下すべての歯)/プラス+=複雑症例(抜歯・補助装置の併用可)すきっ歯・出っ歯・ガタガタな歯など(症状が強い場合は適応外の注記あり)すきっ歯(空隙歯列弓)・出っ歯(上顎前突)・八重歯・深いかみ合わせ・中心のずれ・受け口・ガタガタした歯並び(叢生)・交叉咬合。適応外=重度の不正咬合、顎の骨格の問題、歯周病、インプラントが多い場合、永久歯が未完成な子ども・埋伏歯軽度〜重度の乱れまで対応(すきっ歯・出っ歯は最短1ヶ月のミニプラン、他社で断られたガタガタな歯並びも相談可)。拡大装置(拡大床)は使用しない叢生・出っ歯・受け口・口元突出など。部分矯正から全体矯正まで対応
保証ーーーあんしん補償制度(治療計画どおりに進まなかった場合、シミュレーションとマウスピース製作を無料で1回提供。ライト・スタンダード・プロプランのみ、歯科医師の判断が条件)。矯正終了後のリテーナーはミニプランを除くプランで1セット無料、再製作は上下セット22,000円・片顎11,000円(税込)ー
支払い方法最大84回払い(月5,400円〜)デンタルローン・クレジットカード・現金/振込(18歳以上、高校生を除く。詳細は提携クリニックにより異なる)分割払い(クリアコレクトMINIは初回5,417円・月々3,200円〜)カード分割払い・デンタルローン(100回払い。手数料除く)/ローコストPay(分割最大36回・金利手数料0円、月々4,888円〜)分割払い(8回・12回コース 月額3,000円〜、18回 4,310円〜、24回 5,500円〜。分割手数料は別途)

ここからは掲載順に、各ブランドの開咬への対応範囲・費用・特徴を紹介します。掲載順は当サイトの紹介順で、優劣を評価したものではありません。なお、治療内容・費用・主なリスク・診療時間や問い合わせ先(診療時間外の連絡先を含む)の詳細は、各ブランドの公式サイトおよび記事内のリンク・CTAから確認できます。

Zenyum|症例の程度に応じた3プラン

Zenyum公式サイト
提供形態ブランド
矯正費用(総額)300,000円〜630,000円(税込)
料金の内訳ゼニュムクリア30万円/クリア・プラス54.5万円/クリア・プラス+63万円。別途、精密検査費2.2〜3.3万円をクリニックへ支払う
治療期間の目安クリア約4ヶ月/プラス約7ヶ月/プラス+約10ヶ月
通院・経過確認提携院で検査、アプリで経過確認(アライナー交換は10日ごと)
対応症例すきっ歯・叢生・クロスバイト・出っ歯・オープンバイトなど(上位プランほど対応範囲が広い)
分割払い最大84回払い(月5,400円〜)
  • ゼニュムクリア30万円(税込)から、症例に応じてプラス・プラス+の3プラン
  • 提携院で精密検査を受け、専用アプリで装着状況と進捗を管理できる
  • 総額とは別に精密検査費2.2〜3.3万円をクリニックへ支払う

Zenyumは、症例の程度に応じて3つのプランを用意しているブランドです。軽中度に対応する「クリア」、重度向けの「クリア・プラス」、抜歯や補助装置の併用も可能な「クリア・プラス+」に分かれています。

費用は300,000〜630,000円(税込)で、治療期間はゼニュムクリア約4ヶ月、クリア・プラス約9ヶ月、クリア・プラス+約10ヶ月が目安です。複雑症例まで幅を持たせている点が特徴といえます。

支払い面では、最大84回払いで月々5,400円からという分割条件が用意されています。総額をまとめて用意するのが難しい方でも、月額ベースで検討しやすいでしょう。

注意

この分割額とは別に、提携院での精密検査費として22,000円が発生します。

月額だけで判断すると総支払額を過小に見積もってしまうため、検査費を含めて計算してください。

進行管理は提携院での精密検査に加え、専用アプリで装着状況と進捗をチェックする仕組みです。全国25院で対応しています。

キレイライン矯正|9.9万円から始めやすい

キレイライン矯正公式サイト
提供形態ブランド
矯正費用(総額)99,000円〜539,000円(税込)
料金の内訳20枚9.9万円/52枚24.2万円/160枚42.9万円/枚数無制限53.9万円(参考価格・クリニックにより異なる)
治療期間の目安約2〜12ヶ月(症例による)
通院・経過確認提携クリニックで対面診療
対応症例すきっ歯・出っ歯・ガタガタな歯など(症状が強い場合は適応外の注記あり)
  • 20枚9.9万円から始められ、矯正の初期費用を抑えやすい
  • 提携クリニックで歯科医師の対面診療を受けられる
  • 枚数無制限プランは53.9万円。症例により総額が変わる点は要確認

キレイライン矯正は、12枚プラン99,000円(税込)から始められる価格の入りやすさが特徴です。他ブランドの最低価格と比べても、初期のハードルは低めに設定されています。

費用レンジは99,000〜539,000円(税込)で、治療期間は約2〜12ヶ月が目安。すきっ歯・出っ歯・ガタガタな歯並びなどに対応しています。

ただし枚数制のため、症例によって総額が上がる点は押さえておきましょう。安さだけで判断すると、認識のズレが生じかねません。

公式サイトでは、症状が強い場合は適応外となる注記もあります。開咬の程度によっては対応が難しいこともあるため、提携クリニックでの対面診療で確認するとよいでしょう。累計実績は公式表記で12万人、全国39都道府県の提携クリニックで受けられます。

湘南美容クリニック|開咬も対応症例に明記

湘南美容クリニック公式サイト
提供形態美容クリニック(全国のSBC歯科・矯正歯科で提供)
矯正費用(総額)303,000円〜528,000円(税込)
料金の内訳クリアコレクトMINI 30.3万円/インビザラインGO 35.55万円/インビザラインモデレート 52.8万円(いずれも通常価格)
治療期間の目安クリアコレクトMINI・インビザラインGO 約4〜6ヶ月/インビザラインモデレート 約8〜10ヶ月
通院・経過確認開始直後は1ヶ月に1回、それ以降は2〜3ヶ月に1回程度
取扱装置クリアコレクト/インビザライン
分割払いクリアコレクトMINIは初回5,417円・月々3,200円〜
キャンペーンモニター価格あり(MINI 28.8万円/GO 33.55万円/モデレート 49.8万円)
  • 全国展開のSBCグループで、マウスピース矯正を30.3万円(税込)から受けられる
  • クリアコレクトとインビザラインの2種類を症例に応じて選べる
  • モニター価格が用意されている一方、取扱プランは院ごとに異なる

湘南美容クリニックは、対応症例に開咬(前歯が閉じない状態)を明記しているブランドです。すきっ歯・出っ歯・八重歯・受け口・叢生など幅広い症例に触れています。

取り扱う装置はクリアコレクトとインビザラインで、費用は303,000〜528,000円(税込)。治療期間はクリアコレクトMINI・インビザラインGOが約4〜6ヶ月、インビザラインモデレートが約8〜10ヶ月です。

一方で、重度の不正咬合やあごの骨格的な問題、歯周病がある場合などは適応外と案内されています。骨格性の開咬に該当するかは、診断を受けて確かめる必要があります。

通院は開始直後が月1回、その後は2〜3ヶ月に1回程度。東京・神奈川・大阪・福岡など全国10院で受けられます。モニター価格の設定もあります。

マウスピース矯正ローコスト|補償制度つき

マウスピース矯正ローコスト公式サイト
提供形態ブランド(全国24都道府県の提携歯科クリニックで診療。新宿・池袋には直営の専門クリニック)
矯正費用(総額)176,000円〜660,000円(税込)
料金の内訳ミニプラン17.6万円/ライトプラン33万円/スタンダードプラン55万円/プロプラン66万円(いずれも税込)
治療期間の目安ミニ 約1ヶ月/ライト 約2ヶ月/スタンダード 約4ヶ月/プロ 約6ヶ月。シミュレーション確認後 最短2週間で開始
初回検診料無料〜(クリニックによっては発生する場合あり)
処置料・調整料クリニックによって異なる(専門クリニックはプラン料金に含む)
リテーナーミニプランを除くプランは1セット無料。矯正終了後の製作・再製作は上下セット22,000円/片顎11,000円(税込)
通院・経過確認LINEで日常管理し、定期的な通院で対面チェック
対応症例軽度〜重度の乱れまで対応。拡大装置(拡大床)は使用しない
保証あんしん補償制度(治療計画どおりに進まなかった場合、シミュレーションとマウスピース製作を無料で1回提供。ライト・スタンダード・プロプランのみ、歯科医師の判断が条件)
分割払いカード分割払い・デンタルローン(100回払い・手数料除く)でミニ月々1,760円〜/ライト3,300円〜/スタンダード5,500円〜/プロ6,600円〜。ローコストPay(最大36回・金利手数料0円)は月々4,888円〜
診療体制監修医3名が製造工程まで監修。国内自社工場でマウスピースを製造
  • プラン料金は17.6万円〜66万円(税込)で、平均治療期間は約1〜6ヶ月
  • 全国24都道府県の提携歯科クリニックで受けられ、新宿・池袋には直営の専門クリニックがある
  • 専門クリニックはプラン料金に検査・保定装置・処置料を含むが、提携クリニックは初回検診料や処置料が別途かかる場合がある

マウスピース矯正ローコストは、軽度〜重度の乱れまで対応するブランドです。すきっ歯・出っ歯は最短1ヶ月のミニプラン、他社で断られたガタガタな歯並びも相談可としています。

費用は176,000〜660,000円(税込)。プランはミニ約1ヶ月、ライト約2ヶ月、スタンダード約4ヶ月、プロ約6ヶ月に分かれています。

特徴的なのが「あんしん補償制度」です。治療計画どおりに進まなかった場合、シミュレーションとマウスピース製作を無料で1回提供します(ライト・スタンダード・プロプランのみ、歯科医師の判断が条件)。

POINT

矯正終了後のリテーナーは、ミニプランを除くプランで1セット無料。

再製作は上下セット22,000円・片顎11,000円(税込)です。想定通りに動くか不安な方には検討材料になるでしょう。日常はLINEで管理し、定期通院で対面チェックを行います。

ウィ・スマイル矯正|1回コースで試せる

ウィ・スマイル矯正公式サイト
提供形態ブランド(全国100院以上の提携歯科医院で診療)
矯正費用(総額)231,000円〜880,000円(税込)
料金の内訳8回23.1万円/12回35.2万円/18回51.7万円/24回66万円/30回88万円(1回コース1,650円のお試しあり)
治療期間の目安3〜11ヶ月(平均動的期間・個人差あり)
通院・経過確認提携歯科医院で対面診療
対応症例叢生・出っ歯・受け口・口元突出など。部分矯正から全体矯正まで対応
初診料・調整料いずれも0円(調整料は治療費に含む)
分割払い8回・12回コース 月額3,000円〜/18回 4,310円〜/24回 5,500円〜(分割手数料は別途)
  • 初診料0円・調整料0円で、表示されたコース料金以外の追加費用が発生しにくい
  • 部分矯正から全体矯正まで回数コースで選べ、1回コース1,650円から試せる
  • 提携院ごとに担当する歯科医師が変わるため、通う医院は事前に確認したい

ウィ・スマイル矯正は、1回コース1,650円(税込)で試せる入り口の軽さが特徴です。いきなり高額な契約に踏み出すのをためらう方でも、始めやすい設計になっています。

費用は231,000〜880,000円(税込)で、平均的な動的期間は3〜11ヶ月(個人差あり)。叢生・出っ歯・受け口・口元突出などに対応し、部分矯正から全体矯正までカバーします。

POINT

調整料は治療費に含まれ0円という点も分かりやすい設定です。

追加費用が読みにくい矯正のなかでは、分割払いは月額3,000円からのコースが用意されています。

全国100院で展開しているため、通いやすさの面でも候補に入れやすいでしょう。開咬の適応可否は、実際の診断で確認してください。

▶ ウィ・スマイル矯正を詳しく:口コミ・提携院の選び方/料金の総額まとめ

そもそも開咬とは?前歯が閉じない原因を知る

治療法を選ぶ前に、開咬がどういう状態でなぜ起こるのかを理解しておくと、カウンセリングでの話がスムーズになります。

開咬(オープンバイト)の状態を示す口腔内イラスト。奥歯を噛み合わせても上下の前歯が閉じずすき間が空いている断面図。あわせて主な原因3つ(舌で前歯を押す舌突出癖/幼少期の指しゃぶり/口呼吸)をアイコン付きで並べる。『前歯で麺類を噛み切りにくい・サ行タ行が発音しにくい』の機能面の影響も注記

開咬(オープンバイト)とは

開咬とは、奥歯を噛み合わせても上下の前歯が閉じず、すき間が空いてしまう状態を指します。オープンバイトとも呼ばれます。

前歯で麺類やパンを噛み切りにくい、サ行やタ行の発音がしにくいといった機能面の不便さが出やすいのが特徴です。見た目だけでなく、日常の動作に影響するケースもあります。

舌で前歯を押す癖・指しゃぶり・口呼吸

開咬の背景には、日常のクセが関わっていることが多くあります。代表的なのが、舌で前歯を押す「舌突出癖」です。

飲み込むときや安静時に舌が前歯を押し続けると、少しずつ前歯が押し出され、すき間が生じやすくなります。

幼少期の指しゃぶりが長く続いた場合も、前歯の位置に影響することがあります。口呼吸も、舌の位置や口周りの筋肉バランスを崩す要因になり得ます。

ここで重要なのは、これらの癖を残したまま歯だけを動かしても、また元に戻りやすいという点です。原因の除去が治療の前提になります。

歯性と骨格性で原因が異なる

開咬は、原因によって大きく「歯性」と「骨格性」に分けられます。この区別が、マウスピース矯正の適応可否を左右します。

歯性は、歯の傾きや位置のズレが主な原因のタイプです。歯を動かす量が比較的少なく、マウスピース矯正で対応できることがあります。

骨格性は、あごの骨の形やバランスに原因があるタイプです。歯を動かすだけでは解決しにくく、ワイヤー矯正や外科矯正の検討対象になります。

どちらに該当するかは、見た目だけでは判断できません。セファロ分析などの精密検査ではじめて確定するため、自己判断で諦めたり期待しすぎたりせず、診断を受けることが大切です。

Zenyum

総額300,000円(税込)〜|クリア約4ヶ月

公式サイトはこちら

マウスピース矯正で対応できる開咬・難しい開咬

適応の境界を正確に知っておくと、契約後に「適応外だった」と分かる事態を避けられます。ここでは対応できる範囲と難しい範囲を整理します。

対応できるのは軽度〜中等度の歯性開咬

マウスピース矯正で対応が見込めるのは、軽度〜中等度の歯性開咬です。歯の傾きや位置のズレが原因で、動かす量が少ないケースが中心になります。

日本矯正歯科学会のポジションステートメント(2022年7月・第二版)でも、マウスピース型矯正装置の適応は歯の移動量の少ない症例に限られるとされています。
出典: マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(ポジションステートメント 第二版)/日本矯正歯科学会

逆に言えば、大きく歯を動かす必要がある症例では、マウスピース単体では対応が難しくなります。適応の可否は、あくまで歯科医師の診断によります。

骨格性はワイヤー矯正・外科矯正の検討対象

あごの骨格に原因がある骨格性の開咬は、マウスピース矯正の適応外とされることが多いです。ブランドによっては、公式に「重度の不正咬合や骨格的な問題は適応外」と明記しています。

この場合の選択肢は、ワイヤー矯正や外科矯正です。骨格そのものにアプローチする治療が必要になるため、無理にマウスピース矯正を選ぶと、期待した結果が得られないおそれがあります。

学会のポジションステートメントでも、骨格性の症例や小児の症例には適さないとされています。適応外と判断されても、代替治療で改善を目指せる可能性は残されています。
出典: マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(ポジションステートメント 第二版)/日本矯正歯科学会

自分の開咬をセルフチェックする目安

正確な判定は精密検査が必要ですが、カウンセリング前の目安として、いくつかの確認ポイントがあります。

奥歯を噛んだときに前歯にすき間が空くか、前歯で薄い紙や麺類を噛み切りにくいか、サ行・タ行の発音がしにくいか——こうした点は開咬のサインになり得ます。

ただし、歯性か骨格性かの区別はセルフチェックでは分かりません。あくまで「相談すべきかどうか」の目安にとどめ、最終的な判断は精密検査に委ねましょう。

装置だけでは戻る?舌癖トレーニング(MFT)の必要性

開咬治療で見落とされがちなのが、舌癖トレーニング(MFT)の存在です。装置で歯を動かすだけでは、治療が完結しない症例が多くあります。

MFTとは、舌の正しい位置や飲み込み方、口周りの筋肉の使い方を身につけるトレーニングです。

舌で前歯を押す癖が開咬の原因になっているケースでは、この癖を直さない限り後戻りしやすくなります。

せっかく前歯を閉じても、舌が再び前歯を押し続ければ、時間とともにまたすき間が開いてしまうのです。だからこそ、矯正と並行してMFTに取り組む必要があります。

ここで確認しておきたいのが、MFTが矯正費用に含まれるのか、別料金・別通院になるのかという点です。クリニックによって扱いが異なります。

院内で指導する体制のところもあれば、外部を案内する場合もあります。総額を見積もる際は、MFT指導料や通院頻度も含めて確認しておくと安心でしょう。

開咬は「装置を装着すれば終わり」の症例ではありません。原因を取り除くトレーニングまでを一つの治療として捉えることが、安定した結果につながります。

開咬治療でかかる費用の内訳と医療費控除

費用は総額の数字だけを見ても、実際の支払額とはズレが生じがちです。内訳と制度を押さえておきましょう。マウスピース矯正は自由診療で、医院により価格が異なります。
出典: 矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは/日本矯正歯科学会

総額に含まれない追加費用に注意

ブランド表示の総額には、精密検査料・リテーナー代・追加アライナー代などが含まれないことがあります。表示額だけで判断すると、実際の支払額が想定を上回りかねません。
出典: 総額に含まれない主な追加費用(各社公式サイト)

開咬では特に、奥歯を沈める補助装置が必要になる場合があります。この装置費が別途発生するケースもあるため、契約前に何が総額に含まれるかを一つずつ確認してください。

リテーナー(保定装置)代も見落としがちです。ブランドによっては終了後のリテーナーが1セット無料のところもあれば、再製作に上下セット22,000円ほどかかる場合もあります。

装置メーカー型は取扱医院で費用が変わる

インビザライン・クリアコレクト・アソアライナーは、装置そのものを作るメーカーです。マウスピース矯正ブランドとは異なり、全国一律の価格が存在しません。
出典: 主要ブランドの総額レンジ(各社公式サイト)/キレイライン矯正

インビザラインは、米アライン・テクノロジー社が製造する装置です。部分矯正から全顎・抜歯を伴う複雑症例まで対応でき、対応症例の幅広さが特徴です。公式によると世界で2,000万人以上が治療を受けています。取扱医院は、公式サイトの医院検索から探せます。
出典: インビザライン公式サイト

クリアコレクトは、米ストローマングループの装置です。複数のパッケージを持ち、症例に応じて取扱医院が選ぶ仕組み。適応は医院の診断によります。取扱医院は公式サイトで確認できます。

アソアライナーは、前歯部分の歯列改善や矯正後の後戻りへの対応に特化した装置です。公式では国内15,000件・世界65カ国に流通と示されています。全顎矯正には向かないため、目的が合うかを確認しましょう。取扱医院は公式サイトで探せます。
出典: アソアライナー公式サイト/株式会社アソインターナショナル

これらは同じ装置でも、取扱医院によって費用も担当医の実績も変わります。医院ごとの総額と症例数を確認することが大切です。認定医・専門医は日本矯正歯科学会のサイト(https://www.jos.gr.jp/)で検索できます。
出典: 認定医・専門医・指導医の検索/日本矯正歯科学会

矯正が医療費控除の対象になるケース

矯正治療は、条件によって医療費控除の対象になります。国税庁によると、不正咬合など機能上の問題があり、治療の必要が認められる矯正は対象です。
出典: No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例/国税庁

一方、容ぼうを美化する目的の矯正は対象外とされています。開咬のように咀嚼や発音に支障がある場合は、対象になり得る典型例といえます。
出典: No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例/国税庁

デンタルローンで支払った場合も、ローン会社が立て替えた年の医療費として控除対象になることがあります。ただし金利・手数料部分は対象外です。
出典: No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例/国税庁

医療費控除は個別の条件で変わり、還付額もケースごとに異なります。最終的な判断は、税務署や税理士に確認するようにしてください。

開咬を放置するとどうなる?

開咬は見た目の問題にとどまらず、機能面への影響が生じることがあります。治療の必要性を判断する材料として、起こり得る影響を知っておきましょう。

開咬を放置した場合に起こり得る影響インフォグラフィック。3項目を横並び:①咀嚼への影響(前歯で麺類・薄い食材を噛み切りにくく奥歯に負担が偏る)②発音への影響(前歯のすき間から息が漏れサ行・タ行が発音しにくい)③顎関節への負担(噛み合わせのバランスが崩れ特定の歯に力が集中)。下部に『必ず起こるわけではなく個人差がある』の注記

まず、咀嚼への影響です。前歯が閉じないため、麺類や薄い食材を噛み切りにくく、奥歯に負担が偏りやすくなります。

発音への影響もあります。前歯のすき間から息が漏れ、サ行・タ行が発音しにくくなることがあります。

さらに、噛み合わせのバランスが崩れることで、顎関節への負担につながる可能性も指摘されています。特定の歯に力が集中しやすくなるためです。

これらは必ず起こるわけではなく、程度にも個人差があります。過度に不安になる必要はありませんが、機能面での不便を感じているなら、一度相談してみるとよいでしょう。

よくある質問(Q&A)

開咬治療で寄せられやすい疑問をまとめました。カウンセリング前の確認にお役立てください。

Q他院で適応外と言われましたが可能性はありますか?
A

他院で適応外と言われても、別のクリニックで判断が変わることはあります。精密検査の内容や医師の治療方針によって、対応可否の判断基準が異なるためです。

ただし、骨格性と確定した場合は、マウスピース矯正では難しいのが実情です。その際はワイヤー矯正や外科矯正が現実的な選択肢になります。セカンドオピニオンで精密検査を受け直す価値はあるでしょう。

Q治療後の後戻りやリテーナーはどうなりますか?
A

矯正後は、動かした歯が元に戻ろうとする後戻りが起こり得ます。これを防ぐのがリテーナー(保定装置)です。

開咬では特に、舌癖を直しておかないと後戻りしやすくなります。リテーナーの装着とMFTの継続がセットで大切です。リテーナー代が総額に含まれるか、再製作費がいくらかも確認しておきましょう。

QMFTは矯正費用に含まれますか?通院は必要ですか?
A

MFT(舌癖トレーニング)が矯正費用に含まれるかは、クリニックによって異なります。別料金・別通院となる場合もあります。

院内で指導するところもあれば、外部を案内するケースもあります。実施頻度や通院の有無も含め、総額を見積もる段階で確認しておくと安心です。

Q奥歯を下げるアンカースクリューの追加費用はいくら?
A

開咬で奥歯を沈める必要がある場合、アンカースクリュー(TAD)などの補助装置を併用することがあります。この費用はブランド表示の総額に含まれないことが多いです。

金額はクリニックによって差があるため、一律の相場を示すことはできません。奥歯圧下を伴う可能性がある方は、診断時に補助装置の要否と費用を必ず確認してください。

まとめ|開咬は原因と適応を見極めてから選ぶ

開咬のマウスピース矯正は、「必ず治る」ものではありません。対応が見込めるのは軽度〜中等度の歯性開咬で、骨格性はワイヤー矯正や外科矯正の検討対象になります。

そして、原因の除去が治療の前提です。舌で前歯を押す癖などを残したままでは後戻りしやすく、舌癖トレーニング(MFT)との併用が欠かせません。

費用は総額の表示だけでなく、精密検査料・リテーナー代・補助装置費といった追加費用まで含めて確認しましょう。自由診療のため、医院により価格は異なります。

まずは精密検査で歯性か骨格性かを正確に判定してもらうことが、遠回りを避ける近道です。各ブランドの治療内容・費用・主なリスク・問い合わせ先(診療時間外の連絡先を含む)は公式サイトや記事内のリンク・CTAから確認できます。この記事の早見表と選び方の視点を手がかりに、自分の症例に合った候補を検討してみてください。

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