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キレイライン矯正の口コミと料金|9.9万円で終わる?総額を検証【2026年最新】

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梶 敬太

監修2026年8月 監修

梶 敬太

歯科医師/矯正アドバイザー

医療法人社団 新心会

2011年愛知学院大学歯学部卒業、2012年愛知学院大学附属病院研修修了。2012年より愛知県内の矯正専門歯科医院にて小児矯正・ワイヤー矯正・マウスピース矯正を主任矯正医として担当。2016年〜2025年 医療法人スワン会 矯正指導医。2023年より医療法人社団 新心会 矯正アドバイザー。Tweed Foundation Course 修了。

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監修範囲:本記事のうち医学的な記述について監修を受けています。料金・掲載順位等の編集判断は当サイトによるものです。

冨田 和志

統括監修

冨田 和志

歯科医師/医療法人社団 新心会 理事長

明海大学歯学部卒業。明海大学病院、優歯科クリニック勤務、北上尾歯科の副院長を経て、2015年に新心会グループ最初のクリニックを開院。

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PR本記事にはプロモーションを含みます。掲載しているクリニックへのリンクの一部は広告リンクですが、掲載順・内容は編集部が独自に判断しています。

SNS広告で「20枚9.9万円」というマウスピース矯正の料金を見かけて、キレイライン矯正が気になった——けれど、その金額で本当に治療が終わるのか、追加費用でいくらまで膨らむのか、自分の歯並びが対応できるのかが分からず、申し込みに踏み切れずにいる方は少なくないでしょう。

キレイライン矯正は、前歯のすきっ歯や出っ歯、ガタガタな歯並びを整えたい方に向けたブランドで、全国39都道府県・約150院の提携クリニックで対面診療を受けられます。累計実績は公式表記で12万人。9.9万円はあくまで「試せる入口」であり、症例によって必要な枚数と総額は変わります。

気になるのは、拡大床やIPR、アタッチメント、リテーナー、再診料といった別料金の存在です。ここを見落とすと、想定より支払総額が大きくなりかねません。

この記事では、4段階の料金プランと追加費用の内訳、良い口コミと引っかかる口コミの両方、「倒産」と検索される理由の事実整理、適応範囲と適応外のケース、他ブランドとの比較までを整理します。初回検診に進む前に、総額と適応を自分の目で確かめるための材料としてお役立てください。

なお料金はいずれも税込・参考価格で、自由診療(保険適用外)です。提携クリニックにより異なる場合があります。
出典: 公益社団法人 日本矯正歯科学会 矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは

記事の要約
項目おすすめキレイライン矯正Zenyum湘南美容クリニック
画像キレイライン矯正Zenyum湘南美容クリニック
総額(最安)99,000円(税込)〜300,000円(税込)〜303,000円(税込)〜
精密検査料ー22,000円(税込)〜ー
初診・相談料ー無料ー
特徴
  • 20枚9.9万円から始められ、矯正の初期費用を抑えやすい
  • 提携クリニックで歯科医師の対面診療を受けられる
  • 枚数無制限プランは53.9万円。症例により総額が変わる点は要確認
  • ゼニュムクリア30万円(税込)から、症例に応じてプラス・プラス+の3プラン
  • 提携院で精密検査を受け、専用アプリで装着状況と進捗を管理できる
  • 総額とは別に精密検査費2.2〜3.3万円をクリニックへ支払う
  • 全国展開のSBCグループで、マウスピース矯正を30.3万円(税込)から受けられる
  • クリアコレクトとインビザラインの2種類を症例に応じて選べる
  • モニター価格が用意されている一方、取扱プランは院ごとに異なる
詳細詳細を見る詳細を見る詳細を見る
  • 料金は20枚99,000円〜枚数無制限495,000円の4プラン制(税込・参考価格)
  • 拡大床・IPR・リテーナー・再診料は別料金、総額を左右する最大要素
  • すきっ歯・出っ歯・ガタガタに対応、骨格性の開咬は適応外
  • 全国39都道府県・約150院の提携クリニックで対面診療を受ける仕組み
目次

キレイライン矯正の先に結論|料金・評価・向き不向き早わかり

まず全体像を押さえましょう。キレイライン矯正は、前歯を中心とした軽度〜中度の歯並びを整えるマウスピース矯正ブランドです。運営はブランドが担い、実際の診療は全国の提携クリニックで受けます。

料金は枚数で区切る4プラン制で、代表値は20枚99,000円(税込・参考価格)。ただしこれは入口の金額で、自分の歯並びに何枚必要かによって総額は変わります。

キレイライン矯正の早わかり早見表インフォグラフィック。料金レンジ:99,000円〜539,000円(税込・参考価格)、プラン構成:20枚/52枚/160枚/枚数無制限の4段階、治療期間:約2〜12ヶ月、対応する歯並び:すきっ歯・出っ歯・ガタガタ、適応外:骨格性の開咬、診療体制:全国39都道府県・約150院の提携クリニックで対面診療、累計実績:公式表記12万人、支払い方法:デンタルローン・クレジットカード・現金/振込

下の早見表に、判断に必要な要点をまとめました。詳細は各セクションで掘り下げます。

向いているのは、前歯の軽度〜中度の乱れを、なるべく費用を抑えて整えたい方です。逆に、骨格性の問題を含む可能性がある方や全顎的に大きく動かしたい方は、初回検診で適応を確かめるか、他の選択肢も併せて検討するとよいでしょう。

口コミは満足の声がある一方、追加費用の認識差や提携院ごとの対応差に触れる声も見られます。「倒産」と検索される背景には過去の運営会社の経緯があり、この点も後半で事実ベースで整理します。

キレイライン矯正

総額99,000円(税込)〜|約2〜12ヶ月(症例による)

公式サイトはこちら

料金プランは4段階|9.9万円で終わらない理由と追加費用の内訳

キレイライン矯正でもっとも誤解が生まれやすいのが料金です。「9.9万円」は確かに公式の代表値ですが、これは治療に使うマウスピースの枚数で区切ったプランのうち、もっとも枚数の少ない入口の金額にあたります。

矯正は、歯をどれだけ動かすかで必要な枚数が変わります。つまり自分の歯並びの状態によって該当プランが変わり、総額も変わる仕組みです。

加えて、プラン料金に含まれない別料金の処置があります。ここを理解しておくと、初回検診の見積もりを冷静に読み解けます。なお、いずれの費用も自由診療(保険適用外)で、提携クリニックにより異なる場合があります。
出典: 公益社団法人 日本矯正歯科学会 矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは

4つの料金プランと想定総額

キレイライン矯正の料金は、マウスピースの枚数で4段階に分かれています。最小の20枚プランで99,000円、上限の枚数無制限プランで539,000円です(いずれも税込・参考価格)。
出典: キレイライン矯正 公式サイト

プラン料金(税込・参考)想定される症例の目安
20枚99,000円軽度・前歯の部分的な乱れ
52枚枚数に応じて段階的に上がる軽度〜中度
160枚枚数に応じて段階的に上がる中度〜やや動かす量が多いケース
枚数無制限539,000円枚数を気にせず進めたいケース

表のとおり、枚数が増えるほど料金は上がります。9.9万円で始められるのは、ごく軽度で動かす量が少ない場合です。中間プランの具体的な金額は提携クリニックや現行の公式表示によって異なる場合があるため、初回検診で確認してください。

自分がどのプランに該当するかは、初回検診でシミュレーションを確認するまで確定しません。だからこそ「9.9万円で全員が終わる」と考えるのではなく、幅を持って予算を見ておくことが大切でしょう。

キレイライン矯正全体の料金レンジは99,000円〜539,000円です。この幅の中で、症状に応じたプランが提案されると理解しておくとよいでしょう。
出典: キレイライン矯正 公式サイト

別料金になる処置費用(拡大床・IPR・アタッチメントなど)

総額を左右する最大の要素が、プラン料金に含まれない処置費用です。歯を並べるスペースを作る処置や、マウスピースを効かせる補助処置が、症例によって必要になります。

代表的なものが次の処置です。いずれも必要かどうかは診断次第で、費用は提携クリニックにより異なります。

  • 拡大床(歯列を横に広げる装置)
  • IPR(歯の側面をわずかに削ってすき間を作る処置)
  • アタッチメント(歯に付ける小さな突起)
  • 削合・ラミネートベニアなどの追加処置
  • 抜歯(必要と判断された場合)

これらが重なると、プラン料金に上乗せされる分だけ支払総額は増えます。逆に、軽度で補助処置がほとんど不要なら、追加はごくわずかで済むこともあります。

ポイントは、初回検診で「自分の場合はどの処置がいくらかかるのか」を項目ごとに確認することです。見積もりの内訳を分けて聞いておけば、契約後の想定外を避けやすくなります。

リテーナー代・再診料・初回検診料の院差

矯正はマウスピースで歯を動かして終わりではありません。動かした位置を保つための保定期間があり、そこで使うリテーナー(保定装置)の費用が別途発生します。

また、通院ごとの再診料もプラン料金とは別に考える必要があります。この2点は見落とされやすく、予算オーバーの一因になりがちです。

さらに、初回検診料は提携クリニックによって異なります。無料の院もあれば、費用が発生する院もあるため、通う予定の院で事前に確認しておくと安心でしょう。

費用項目扱い
リテーナー代プラン料金とは別に発生
再診料通院ごとに発生(院により異なる)
初回検診料提携クリニックにより異なる

支払い方法は、デンタルローン・クレジットカード・現金/振込に対応しています(18歳以上、高校生を除く。詳細は提携クリニックにより異なります)。

分割払いと医療費控除の対象になるケース

一括での支払いが難しい方は、デンタルローンやクレジットカードの分割を利用できます。分割の回数や実質年率・手数料は契約先の条件によって変わるため、総支払額を必ず確認しましょう。

もう一つ知っておきたいのが医療費控除です。国税庁は、不正咬合など「歯の機能上必要と認められる矯正」は医療費控除の対象になるとしています。
出典: 国税庁 No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例

一方で、容ぼうを美化する目的の矯正は対象外です。

自分のケースが対象になるかは個別の条件で異なるため、最終的な判断は税務署や税理士に確認してください。
出典: 国税庁 No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例

実際の口コミ・評判|良い声と引っかかる声の両方を検証

口コミは、良い声だけを見ても悪い声だけを見ても判断を誤ります。ここでは満足の声と引っかかる声の両方を、実在するクチコミの範囲で整理します。

なお、個人を特定できる書き方や、歯並びがどれだけ改善したかを利用者の声として断定する書き方は避けています。扱うのは料金の分かりやすさや通院負担など、効果に踏み込まない論点です。

キレイライン矯正の口コミを良い声と引っかかる声に分けて対比したイラスト図。良い声:始めやすい価格設定・対面診療の安心感・説明の丁寧さ・予約のしやすさ。引っかかる声:追加費用で総額が想定より増えた・提携院ごとの対応差・効果実感には装着時間(1日20時間以上)が前提。中央に「ブランドへの評価」と「通う院への評価」を分けて読むという注意書き

満足の声で多かったポイント

満足の声として見られるのは、始めやすい価格設定に関するものです。他ブランドより低い金額から検討に入れた点を評価する声が挙がっています。

POINT

また、提携クリニックで対面診療を受けられる安心感に触れる声もあります。

オンライン完結ではなく、直接相談できる体制を評価する内容です。

説明の丁寧さや、予約のしやすさに言及する声も見られます。ただし、こうした対応は院ごとに差があるため、あくまで「そういう声がある」という範囲で受け止めるのが適切でしょう。

引っかかる声・不満で挙がった点

引っかかる声として多いのが、追加費用に関するものです。「思ったより総額がかかった」という趣旨の声が見られます。

この点について公式は、料金を枚数プラン制としたうえで、拡大床・IPR・アタッチメント等の処置は症例により別途必要になると案内しています。事前に内訳を確認していたかどうかで、認識差が生まれやすい部分です。

もう一つは、提携クリニックによって対応や追加費用に差があるという声です。ブランド共通の料金と、院ごとに異なる費用が混在するため、混乱が生じやすい構造といえます。

注意

効果を実感しにくかったという趣旨の声も一部にあります。

マウスピース矯正は1日20時間以上の装着といった使用条件が前提です。装着時間や適応の範囲が結果に影響する点は、あらかじめ理解しておく必要があります。

「倒産」「最悪」と検索される理由と現在の状況

「キレイライン 倒産」という関連ワードを目にして不安になった方もいるでしょう。この背景には、過去にキレイライン矯正を提供していた歯科医院グループの経営に関する経緯があります。

過去にキレイライン矯正を提供していた歯科医院グループが経営上の手続き(民事再生法の適用申請)を行った経緯がありますが、スポンサーの支援を受けて運営が継続され、通院中の患者が治療を続けられる形が取られたと報じられています。
出典: 「キレイライン矯正」の医療法人社団友伸會/民事再生申請 <東京> – JC-NET

現在のキレイライン矯正ブランド自体は運営会社が事業を継続しており、公式サイトでも会社概要やサポート窓口が案内されています。「倒産」という語感だけで判断せず、事実関係を分けて捉えることが大切です。

「最悪」という検索も、多くは追加費用の認識差や適応外での契約といった個別事情に由来します。ネガティブな語だけを見て評価を断定せず、原因を切り分けて読むとよいでしょう。

ブランドと通う院の評判を分けて読む

キレイライン矯正は、ブランドが料金体系や仕組みを定め、実際の診療は提携クリニックが担う構造です。そのため評判も、ブランドへの評価と通院先への評価が混ざりがちです。

たとえば「説明が丁寧だった」「対応が事務的だった」といった声は、通う院そのものへの評価に近いものです。ブランド全体の良し悪しと同一視しないほうが、実態を正しくつかめます。

口コミを読むときは、それがブランドの料金や仕組みに対する声なのか、特定の院の対応に対する声なのかを見分けるとよいでしょう。通う予定の院については、その院単位のクチコミも別途確認することをおすすめします。

自分の歯並びは対応できる?適応範囲と適応外のケース

料金と同じくらい大切なのが、自分の症状が適応範囲かどうかです。契約後に「適応外だった」と分かる事態を避けるため、対応できる歯並びと適応外になりやすいケースを整理します。

前提として、マウスピース型矯正装置の適応は歯の移動量の少ない症例に限られます。日本矯正歯科学会のポジションステートメント(2022年)でも、骨格的な問題のある症例や小児には適さないとされています。適応の可否は歯科医師の診断によります。
出典: 公益社団法人 日本矯正歯科学会 マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(ポジションステートメント 第二版)

キレイライン矯正の適応範囲と適応外を対比したチャート図。対応できる歯並び:すきっ歯・出っ歯・ガタガタな歯並び(前歯中心の軽度〜中度の乱れ)。適応外になりやすいケース:骨格性の開咬(奥歯を噛み合わせても前歯が閉じない状態で原因が骨格にある場合)・症状が強いケース。下部に「適応の可否は歯科医師の診断による」と注記

対応できる歯並び(すきっ歯・出っ歯・ガタガタ)

キレイライン矯正が対応するのは、すきっ歯・出っ歯・ガタガタな歯並びなどです。前歯を中心とした軽度〜中度の乱れが主な対象になります。

こうした症状は、歯を動かす量が比較的少なく、マウスピースの適応と重なりやすい領域です。前歯のすき間や、軽いガタつきを整えたい方には検討しやすい選択肢でしょう。

ただし、同じ「すきっ歯」でも原因や程度によって必要な処置や枚数は変わります。対応できるかどうかは、必ず初回検診での診断を経て判断されます。

適応外になりやすいケース(骨格性の開咬など)

一方で、適応外になりやすいケースもあります。代表的なのが、骨格性の開咬です。

開咬は、奥歯を噛み合わせても前歯が閉じない状態を指します。原因が歯の位置ではなく骨格にある場合、マウスピースだけで整えるのは難しく、適応外と判断されることがあります。
出典: 公益社団法人 日本矯正歯科学会 マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(ポジションステートメント 第二版)

また、症状が強い場合も適応にならないことがあります。公式でも、症状が強いケースは適応外となる旨の注記が示されています。

こうした場合は、抜歯を伴う全顎矯正や、より対応範囲の広い装置を扱う医院での相談が現実的です。骨格的な問題が疑われるなら、初回検診でその点を率直に相談しておくとよいでしょう。

治療期間の目安と保定期間の扱い

治療期間の目安は、症例により約2〜12ヶ月です。前歯の軽度な乱れなら短く、動かす量が多いほど長くなる傾向があります。
出典: キレイライン矯正 公式サイト

注意したいのは、この期間はマウスピースで歯を動かす期間だという点です。動かした後には、位置を保つための保定期間が別途必要になります。

保定期間にはリテーナーを使い、この費用はプラン料金とは別です。治療完了までの全体像を考えるときは、動的期間と保定期間、両方の時間と費用を見込んでおきましょう。

キレイライン矯正が気になる方は、公式サイトで詳細を確認しましょう。

提携クリニックのしくみと通う院の選び方

キレイライン矯正は、ブランドが仕組みを定め、診療は提携クリニックで受ける形です。この構造を理解しておくと、費用や対応の差にも納得して向き合えます。なお本記事は特定のクリニックが運営するものではなく、独立した立場で各院・各ブランドの情報を整理・比較しています。

キレイライン矯正の初回検診から治療開始までの流れをフロー図で表現。ステップ1:初回検診で口内チェック・適応判断・シミュレーション確認、ステップ2:枚数プラン・追加処置・総額の見積もり提示、ステップ3:内訳を確認し契約、ステップ4:マウスピース製作・装着開始、ステップ5:提携クリニックで定期的な対面チェック。見積もり確認の段階が最重要と強調

全国約150院・提携クリニック制のしくみ

キレイライン矯正の提携クリニックは、全国39都道府県に約150院あります。近隣の提携院で、対面での精密検査や診療を受けられるのが基本です。
出典: キレイライン矯正 公式サイト

オンライン完結ではなく、対面診療を軸にしている点が特徴です。歯科医師の診察を受けながら進められるため、装着状況や進捗を直接確認してもらえます。なお、初回来院後に写真やアプリで経過を確認するオンライン管理型のブランドもありますが、来院型とオンライン管理型は優劣ではなく生活スタイルで選ぶものです。ただしオンライン管理型であっても初回の歯科医師による検査・診断は必須で、診察なしでアライナーのみが届く形態は学会が問題として指摘しています。

都市部を中心に院があるため、通いやすい立地の院を選べる可能性が高い一方、地域によっては選択肢が限られることもあります。まずは近隣にどの院があるかを確認するとよいでしょう。

院ごとに違う費用・対応の見極め方

提携クリニック制で理解しておきたいのが、費用や対応が院ごとに異なる点です。プランの料金はブランド共通でも、初回検診料や追加処置の費用は院によって差があります。

そのため、複数の提携院が通える範囲にあるなら、初回検診料や再診料、追加処置の費用を院ごとに比べてみるのが有効です。同じプランでも、実際の支払総額は院によって変わり得ます。

ブランドの評判と、通う院の評判を分けて捉える視点もここで役立ちます。院単位のクチコミや、カウンセリング時の説明の丁寧さを、自分の目で確かめておくと安心でしょう。

初回検診から治療開始までの流れ

治療開始までの大まかな流れは、次のとおりです。まず初回検診で口内をチェックし、適応かどうかとシミュレーションを確認します。

次に、必要な枚数プランと追加処置、総額の見積もりが提示されます。この段階で内訳を確認し、納得できれば契約に進む流れです。

契約後はマウスピースを製作し、装着を開始します。以降は提携クリニックで定期的に対面チェックを受けながら、治療を進めていきます。

この流れの中で、もっとも大切なのが見積もり確認の段階です。プラン料金・追加処置・リテーナー代・再診料を分けて聞き、総額を把握してから判断しましょう。

他のマウスピース矯正と比較|キレイラインと比べてどう?

キレイライン矯正を検討するなら、他ブランドと横並びで見ておくと判断しやすくなります。ここでは掲載順に沿って3ブランドを取り上げ、キレイラインと比べてどうかという観点で整理します。

なお掲載順は当サイトの紹介順で、優劣を評価したものではありません。料金はいずれも税込・参考価格で、自由診療(保険適用外)です。

ブランド料金レンジ(税込・参考)治療期間の目安特徴公式
Zenyum300,000〜630,000円約4〜10ヶ月最大84回払いで月々の負担を抑えやすい公式
キレイライン矯正99,000〜539,000円約2〜12ヶ月9.9万円から始められる入りやすさ公式
湘南美容クリニック303,000〜528,000円約4〜10ヶ月クリアコレクト・インビザラインに対応公式

「ー」は公式サイトに記載がない項目で、推測で数値を補わず空欄にしています。料金・期間は症例により変動します。

Zenyum|最大84回払いで月々の負担を抑えやすい

Zenyum公式サイト
提供形態ブランド
矯正費用(総額)300,000円〜630,000円(税込)
料金の内訳ゼニュムクリア30万円/クリア・プラス54.5万円/クリア・プラス+63万円。別途、精密検査費2.2〜3.3万円をクリニックへ支払う
治療期間の目安クリア約4ヶ月/プラス約7ヶ月/プラス+約10ヶ月
通院・経過確認提携院で検査、アプリで経過確認(アライナー交換は10日ごと)
対応症例すきっ歯・叢生・クロスバイト・出っ歯・オープンバイトなど(上位プランほど対応範囲が広い)
分割払い最大84回払い(月5,400円〜)
  • ゼニュムクリア30万円(税込)から、症例に応じてプラス・プラス+の3プラン
  • 提携院で精密検査を受け、専用アプリで装着状況と進捗を管理できる
  • 総額とは別に精密検査費2.2〜3.3万円をクリニックへ支払う

Zenyumは、月々の負担で考えたい方に向くブランドです。最大84回払いに対応し、月5,400円からという分割条件を公式が示しています。

キレイラインと比べると総額レンジは高めですが、月額換算で判断できる点が異なります。ただし総額とは別に精密検査費が提携院で発生するため、月額だけで支払総額を判断しないよう注意が必要です。

キレイライン矯正|9.9万円から始められる入りやすさ

キレイライン矯正公式サイト
提供形態ブランド
矯正費用(総額)99,000円〜539,000円(税込)
料金の内訳20枚9.9万円/52枚24.2万円/160枚42.9万円/枚数無制限53.9万円(参考価格・クリニックにより異なる)
治療期間の目安約2〜12ヶ月(症例による)
通院・経過確認提携クリニックで対面診療
対応症例すきっ歯・出っ歯・ガタガタな歯など(症状が強い場合は適応外の注記あり)
  • 20枚9.9万円から始められ、矯正の初期費用を抑えやすい
  • 提携クリニックで歯科医師の対面診療を受けられる
  • 枚数無制限プランは53.9万円。症例により総額が変わる点は要確認

キレイライン矯正の強みは、20枚99,000円からという入口の低さです。他ブランドの最低価格が29万〜33万円台であることを踏まえると、まず試しやすい価格帯といえます。

ただし枚数プラン制のため、症例によって総額は上がります。安さだけで判断せず、自分の歯並びで何枚必要かを初回検診で確認したうえで比較するのが賢明でしょう。

湘南美容クリニック|クリアコレクト・インビザラインに対応

湘南美容クリニック公式サイト
提供形態美容クリニック(全国のSBC歯科・矯正歯科で提供)
矯正費用(総額)303,000円〜528,000円(税込)
料金の内訳クリアコレクトMINI 30.3万円/インビザラインGO 35.55万円/インビザラインモデレート 52.8万円(いずれも通常価格)
治療期間の目安クリアコレクトMINI・インビザラインGO 約4〜6ヶ月/インビザラインモデレート 約8〜10ヶ月
通院・経過確認開始直後は1ヶ月に1回、それ以降は2〜3ヶ月に1回程度
取扱装置クリアコレクト/インビザライン
分割払いクリアコレクトMINIは初回5,417円・月々3,200円〜
キャンペーンモニター価格あり(MINI 28.8万円/GO 33.55万円/モデレート 49.8万円)
  • 全国展開のSBCグループで、マウスピース矯正を30.3万円(税込)から受けられる
  • クリアコレクトとインビザラインの2種類を症例に応じて選べる
  • モニター価格が用意されている一方、取扱プランは院ごとに異なる

湘南美容クリニックは、クリアコレクトとインビザラインの2つの装置に対応しています。部分的な症例から、ある程度動かすケースまで、装置を使い分けられる点がキレイラインとの違いです。

クリアコレクトは米ストローマングループ、インビザラインは米アライン・テクノロジー社の装置で、いずれもメーカー型のため価格は取扱医院が決めます。モニター価格の案内もあり、症例に応じた選択肢を相談できます。

なお同じ装置でも取扱医院によって費用も担当医の実績も変わります。医院ごとの総額と症例数を確認し、必要に応じて日本矯正歯科学会のサイト(https://www.jos.gr.jp/)で認定医・専門医を検索するとよいでしょう。

キレイライン矯正が向いている人・向いていない人

キレイライン矯正が向いている人・向いていない人

ここまでの料金・適応範囲・通院スタイルを踏まえ、どんな方に向くかを整理します。自分がどちらに近いかを確かめてみてください。

キレイライン矯正が向いている人・向いていない人を左右対比したイラスト図。向いている人:前歯のすきっ歯・出っ歯・軽いガタつきを整えたい/抑えた費用から始めたい/対面診療で進めたい/近隣に提携クリニックがあり定期的に通える。向いていない人:骨格性の開咬など骨格に原因がある可能性/症状が強く大きく歯を動かす必要がある/抜歯を伴う全顎矯正を想定している

向いている人

キレイライン矯正が向いているのは、次のような方です。

  • 前歯のすきっ歯・出っ歯・軽いガタつきを整えたい方
  • いきなり高額な全顎矯正ではなく、抑えた費用から始めたい方
  • オンライン完結ではなく、対面診療で進めたい方
  • 近隣に提携クリニックがあり、定期的に通える方

特に、軽度〜中度の前歯の乱れが対象で予算を抑えたい方には、入りやすい選択肢になります。ただし総額は追加処置と枚数で変わるため、見積もりの確認は欠かせません。

向いていない人・他を検討したい人

一方、次のような方は他の選択肢も併せて検討するとよいでしょう。

  • 骨格性の開咬など、骨格に原因がある可能性がある方
  • 症状が強く、大きく歯を動かす必要がある方
  • 抜歯を伴う全顎矯正を想定している方

これらに当てはまる場合、キレイラインでは適応外となることがあります。抜歯を伴う難症例まで対応できるインビザラインなどの装置を扱う医院で、まず適応を相談するのが現実的です。

適応外かどうかは自己判断せず、初回検診で歯科医師に確認しましょう。そのうえで、自分の症状に合った治療法を選ぶことが失敗を避ける近道です。

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キレイライン矯正

キレイライン矯正公式サイト
  • 20枚9.9万円から始められ、矯正の初期費用を抑えやすい
  • 提携クリニックで歯科医師の対面診療を受けられる
  • 枚数無制限プランは53.9万円。症例により総額が変わる点は要確認

キレイライン矯正のよくある質問(Q&A)

最後に、検討中の方が抱きやすい疑問をまとめました。料金と適応に関する不安に沿って回答します。

Q本当に9.9万円で治療が終わりますか?
A

9.9万円は20枚プランの料金で、軽度で動かす量が少ない場合の入口の金額です。全員がこの金額で終わるわけではありません。
出典: キレイライン矯正 公式サイト

症例によって必要な枚数が増えれば上位プランになり、拡大床やIPRなどの追加処置があれば別料金が加わります。初回検診で総額の内訳を確認しましょう。

Q適応外と言われたらどうなりますか?
A

骨格性の問題や症状が強いケースでは、適応外と判断されることがあります。その場合、キレイラインでの治療は難しくなります。
出典: 公益社団法人 日本矯正歯科学会 マウスピース型矯正装置による治療に関する見解(ポジションステートメント 第二版)

適応外だったときは、抜歯を伴う全顎矯正や、対応範囲の広い装置を扱う医院での相談が選択肢です。診断結果をもとに、他の治療法を検討するとよいでしょう。

Q後戻り保証やリテーナー再作成の費用は?
A

治療後は、動かした歯の位置を保つためにリテーナー(保定装置)を使います。この費用はプラン料金とは別に発生し、詳細は提携クリニックにより異なります。

保証やリテーナー再作成の条件も院や契約内容によって変わります。契約前に、保定にかかる費用と再作成時の扱いを必ず確認しておきましょう。

Q引っ越し時に提携院を変更できますか?
A

キレイライン矯正は全国39都道府県・約150院の提携クリニック制です。転居先の近くに提携院があれば、通院先の変更を相談できる可能性があります。
出典: キレイライン矯正 公式サイト

ただし引き継ぎの手続きや費用の扱いは、院や契約内容によって異なります。転居の予定がある方は、契約前に変更時の対応を確認しておくと安心です。

まとめ|キレイライン矯正は総額と適応を確かめてから

キレイライン矯正は、20枚99,000円から始められる入りやすさが魅力のブランドです。ただし9.9万円は入口の金額で、枚数プランと追加費用によって総額は変わります。

拡大床・IPR・アタッチメント・リテーナー・再診料は別料金で、ここが支払総額を左右する最大の要素です。適応範囲も、すきっ歯・出っ歯・ガタガタには対応する一方、骨格性の開咬は適応外となることがあります。

診療は全国約150院の提携クリニックで受ける仕組みで、費用や対応は院ごとに差があります。ブランドへの評価と通う院への評価を分けて捉える視点が役立つでしょう。

まずは初回検診で、自分の症状が適応か、総額はいくらかを内訳ごとに確認することが、後悔しない検討の第一歩です。

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